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会社を飛び出し、起業してみて〜退職して6ヶ月の今、思うままに〜


オガワソンです。
みなさま年末はどうお過ごしでしょうか?
退職して6ヶ月、起業しての3ヶ月の感想を年末なので正直に書き綴ってみました。

まぁ初めは希望に燃えて意気込んで会社を起こしましたが、本当に一からの起業は大変、創業って大変な事なんだということを身をもって実感してます。いま、特に次に述べる3つの壁をどうやって乗り越えるか、必死に知恵を絞っているところです。

壁1.膨大な事務処理(1人でやる事の大変さ)

私の場合、一人での起業ですが、いかにチームが大事かということを思い知らされました。
一人となると事務処理、経理、営業、企画、経営すべてをやる必要があり、時間があっという間に過ぎていきます。

例えば、入出金したものは全部自分で登録が必要です。来た郵送は全部目を通す必要あります。特に行政などから来る書類は、必要なことを見落としていないか、沢山の資料をしっかりと時間をかけて読む必要があります。

お金の相談も手続きも銀行の支店に行く必要があるので、アイデアを練りながら、空いている時間に行くことになります。そこにも結構、時間を取られます。

もちろんアウトソーシングすればいいのですがサラリーマンからの起業資金が少ないのでかなり難しいと言うのが正直なところです。

壁2.プロダクト(アイデアより具体的な中身)

例えプロダクトのアイデアがあっても、中身がなければ、お金を貰うのは大変です。僕は企画からのビジネスなのでプロトは特に大変です。ここでどうやってビジネスに繋げるか、考える必要があります。

実績も必要です。ゼロからの出発なので、実績を問われると厳しく、大きな壁となります。

壁3.お金の借入(融資を受ける難しさ)

銀行は正直、基本、親身にはなってくれません。ビジネスを理解し、共感してもらっても、銀行も慈善事業でやっておられるわけではないことを頭では分かっているつもりです。しかし実感として、甘くない、いやむしろ思っていた以上に厳しい。だから安易に頼らない方がいいと思います。

運営資金での融資は悪い人たちもいるので致し方がないでしょうが、お店を持つ人はともかく、特にソーシャルビジネスや無形のITビジネスには厳しいと思います。

以上、雑駁ですが、これから創業される方の少しでも参考になればと、スマホに向かいながら書き綴ってみました。

好きなことができる!夢を追いかける!

とても素敵なことですが、創業してどういった壁が立ちはだかるか、イメージして起業するべきです。今、そのことを身にしみて実感しています。

安定した所から飛び出し独立したことを、親は案じています。その思いを察するととても辛い。また個人の銀行口座から預金が目減りしていくのを見るのは、ほんとうに苦しい。しかし辛く苦しい時は、伝統工芸をもっと身近なものにしたいという初心を思い出し、歯を食いしばっています。

また
『スタートアップを知るにはスターアップを経験するべし』というお世話になっているスマレジの山本社長、大阪イノベーションハブの野崎さんの言葉が頭に残っております。 この苦労が今後の経験に皆様に役立てればいいかな。

そんなこんなでしんどい状態ですが、後ろには向かず、この壁を乗り越えて2022年も頑張って参ります。

読んで頂いた皆様、2022年、ともに頑張っていきましょう!


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