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『業務改善の問題地図』を読んで

日々の業務

現在総務業務をしている人なんですが
現場にいていると「あれもしなければいけない」「あれも問題だ」など色々と気づきがでます。
でも気づいても組織にいると上に起案するには中々むずかしく大変です。

なにが大変かというと手をつけるところが多すぎる。。。

現在僕などは
・安全衛生委員会事務局
・車両管理者(全社32台)
・信用調査担当
・新規取引先システム登録担当
・作業服管理担当
が現在の業務です。

でも改善するためにはドラレコを変えるだけでも稟議がいるので経営者会議にかける必要性があります。
一度資料を作成しても上司にダメ出しされ資料作成で数日かけても無駄になってしまう。
そんな時間だけが過ぎてしまう。
業務の割り振りも何かバラバラで一つのエキスパートになるには事務業務が多すぎるなど大変な日々です。
でも人数が少ない会社では日常茶飯事なのでしょうが。

そこで出会えた本

そこで出会ったのがこの
『業務改善の問題地図』 沢渡あまねさん×元山文菜さん

読んでいくとここの表紙裏にも書いてあるのですが

「あ、うちのことだ!」

まったく思えました。

魔法の杖

これは自分ところだけではないんでしょうが
この本にも書いてあるんですけど
基本上から降りてくるワードは魔法の杖と思っている方が多いです。
今の会社の魔法の杖と思われるもの
「RPA」「自動化」
「電子化」
「ワークフロー」
「社内SNS」
など
昔は「ダブレット」でしたね。

道具ではないがキーワードだけ上から落ちてくるもの
「働き方改革」
「在宅勤務」
「SDGs」
「コンプライアンス」
など
が現場に落ちてきます。


「わが社は●●●を導入する何か考えて」
今の会社では多いのかな・・・(すべてではないでしょうが)

目的が「課題」ではなく「単語」が落ちてきます。
それも最近のコンサルタントもそんな感じです。
うちに入っているコンサルタントも現場ヒアリングはしなく窓口になる部署が喜べばいいといった提案しかしないんですよね。。。

提案をしても
「そんなんじゃない」
「それはあなたには関係ない」
「儲からない」
と上から言われます。
基本批判からはいるのがデフォルトでは変わりませんよね。
こんなことがいっぱい書いてる本です。

●丁目

この本はその各障害物を1丁目から6丁目まで書いてあります。

1丁目 問題意識がバラバラ
2丁目 無力感
3丁目 中間管理職
4丁目 ソリューションありき
5丁目 抵抗勢力
6丁目 三日坊主で続かない

とわかりやすいですね。
でも一人ではなかなかできないんですよね。
ある程度の仲間は必要です。

「中間管理職ブロック」

沢渡あまねさんの本でのあるあるはゲームなどで表現されてます。
中間管理職をモンスターとしてあつかってます(笑)
(例)
「社長は業務改善推進をとなえた!」
「部長は発言を封じ込めた」
「課長はねむっている・・」
「若手は成長をあきらめた、逃げだした」

「わかる!(笑)」「ヤバい!」
この沢渡あまねは本当にわかりやすい。
この表現はとてもいいです。
自分がこの本で気に入っている部分です。
本当に中間管理職の方って批判しかないんですよね。
僕たちグループ会社では社長も中間管理職ではありますが。。。。
部長は基本批判で発言を封じ込めますね。なのでやる気が失せるんですよね。
それは基本やめてほしい。
基本その間の方は会議中は寝ています。。。。

改善するには意見を聞く、否定で話を止めるのではなく
いろんな意見を聞くようにしてほしいですね。

「残念な先生方」

本当に多いです。※すべての人ではないと思います。
・監査人
・税理士
・会計士
・社労士
そこに本にはないですが
・Pマーク監査人
大企業に群がるこの人たちは時代遅れなんですよね、、、
古い正義をふりかざす
基本ニュースサイトのコメントと一緒です。
この方々も新しいITやニーズについていくのが苦手な人たちなんですよね。
でもこの方々が原因で大企業は成長が止まっているのかもしれない。

最後に

改善には新しい形が必要です。

どうしても色々なやり方を知りチャレンジしてく

総務も戦略型である必要性はあると思う。

この本は各会社に一つ置いてほしいですね。

自分も会社にもう一冊プレゼントしようかな。。。

でもこんなの無理、夢の話でおわるんだろうな・・・・(笑)

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