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2021年ゲーム大賞優秀賞『天穂のサクナヒメ』の蝉の声は交野の蝉!刀のビシバシ音の効果音を作った人は、交野市在住の小川さん!
明けましておめでとうございます。本年度もどうぞ宜しくお願い致します。 私の地元である交野市の情報サイト、交野タイムズさんにてOGAWA SOUNDを先月取材して頂きました。繋げて頂いたご縁に感謝します。 取材の主な内容は、インディーゲーム開発チーム『えーでるわいす』さんが制作し、マーベラス様から2020年11月に発売された「天穂のサクナヒメ」で使われた効果音について。 記事でも触れていますが、ゲームの中で聴こえる”セミ”や”鈴虫”の鳴き声は、交野市の各地で私がフィールド
マイクプリアンプ(ART Tube MP Studio V3)の真空管比較
ART Tube MP Studio V3 購入時に組み込まれていた、中国製の「12AX7」とスロバキア製の「ECC83S」をマイク録音して聴き比べてみました。おまけでオーディオインターフェイス(ZOOM UAC-2)に直接挿した音源も入れています。 マイク:RODE NT1-A オーディオインターフェイス:ZOOM UAC-2 Studio V3設定:INPUT,OUTPUT最大値 ボイシング値はFLATを選択 調べてみると、呼び方が違うだけで「ECC83S」は「12AX7」と同じもののようです。なので、違いは原産国によるものだけというシンプルな違いですね。 音源を比較すると、それほど大きな違いはないように感じます。あえて言うなら、 「直挿し」→「ECC83S」→「12AX7」 の順に音質が柔らかく曖昧になっている印象はあります。直挿しが一番アタックがあり、ソリッドですが、「12AX7」は音がマイルドで柔らかいイメージ。今回交換した「ECC83S」はその中間っぽいイメージですね。 総評としては、Studio V3のボイシングをFLATにした今回の実験では3つにそこまで大きな違いはないので、完全に好みで選んで良さそうです(笑) 効果音収録時にこのマイクプリアンプを使えないかなと引っ張り出してきたのですが、今のところ音質面で大きな利点を感じなかったので、他にメリットがないか引き続き実験をしてみます。