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マイクプリアンプ(ART Tube MP Studio V3)の真空管比較

OGAWASOUND
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ART Tube MP Studio V3 購入時に組み込まれていた、中国製の「12AX7」とスロバキア製の「ECC83S」をマイク録音して聴き比べてみました。おまけでオーディオインターフェイス(ZOOM UAC-2)に直接挿した音源も入れています。

マイク:RODE NT1-A
オーディオインターフェイス:ZOOM UAC-2
Studio V3設定:INPUT,OUTPUT最大値 ボイシング値はFLATを選択

調べてみると、呼び方が違うだけで「ECC83S」は「12AX7」と同じもののようです。なので、違いは原産国によるものだけというシンプルな違いですね。

音源を比較すると、それほど大きな違いはないように感じます。あえて言うなら、

「直挿し」→「ECC83S」→「12AX7」

の順に音質が柔らかく曖昧になっている印象はあります。直挿しが一番アタックがあり、ソリッドですが、「12AX7」は音がマイルドで柔らかいイメージ。今回交換した「ECC83S」はその中間っぽいイメージですね。

総評としては、Studio V3のボイシングをFLATにした今回の実験では3つにそこまで大きな違いはないので、完全に好みで選んで良さそうです(笑)
効果音収録時にこのマイクプリアンプを使えないかなと引っ張り出してきたのですが、今のところ音質面で大きな利点を感じなかったので、他にメリットがないか引き続き実験をしてみます。

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