自分を許す。

ogawaeriko

2022年2月19日 14:58

このタイトル
黄金の甲羅の写真。

「この動画を観た人は超ツイてます！」的な
怪しげな動画のようだが

本日53歳になったのを機に
何かええことを書きたい・・・。と思った。

ええことって・・。
あっさ。浅すぎますネ。

自分が思ってる精一杯の
「どう生きる」ですわ。

「自己肯定感」てのも
頻繁に聞かれるようになったが
出だしの頃
まさしく自分に顕著に足りないのは
「自己肯定感」なんやな。
今までそんな言葉なかったから
モヤってしてたけど
コレやなって。

これだけ
いろんなとこで自己アピールしてるのに
「自己肯定感」が低いってぇ？？

て思われるでしょうが

自己アピールジャンジャンするってのは
「自己肯定感」の低さのあらわれなんやと思う。

なぜ自己肯定感が低いのか？
なんべんも書いて
イヤになったわ「自己肯定感」😂

母親のせいにするわけではない。決して。
けど
思うに。

母は今でこそ
とっても面白い
身も心も丸〜〜い人だが

若い頃
私たち兄弟三人を育ててる真っ最中
とても
キツい人やった。

大人になって　母の苦労なども
よく理解できるのだが

すぐ怒る母
すぐ叩く母にいつもびくついていた。

友達の
優しい〜〜〜甘〜〜いお母さんに
とても憧れた。

そんな母も
私がいい成績をとる
ピアノで表彰される　
何かで一等賞をとる

「やっぱりぃ　えりちゃんは
　ようできる子やのぉ〜」

頭そ撫でてハグ。
とっても褒めてくれた。

普段は見せない顔。

そこで
幼い私への刷り込み。

「私は　勉強できて
　ピアノできて
　明るくて活発なら
　お母さんに愛される。」

その裏返し。

「私は　勉強できなくて　
　ピアノも下手で　
　明るくもなく活発でもないなら
　お母さんに愛されない。」

親と言うのは
（なったことないのに
　エラそーなこと言うてすいません）

子供が存在するだけで嬉しい
その子供がどんな状況でも
無条件に愛してるものやと思う。

もちろん
うちの母も　そうだと思う。
思うやなくて　そう。

だけど
幼い私は
母親のわかりやすい
甘い愛情が欲しかった。
いつでもどんな時でも
ギュっとして欲しかった。

「よくできる自分」の時だけ
愛されるんや。

「よくできない自分」は
愛されないんや。

幼い恵理子は
「よくできない自分」を否定する。

「よくできない自分」を受け入れられない
自己肯定感の低い人間になったんやと思う。

み〜〜〜〜〜〜んな
そうだと思う。

頑張ってもあかんかった。

お母さん
私の場合
特に母やったなあ。

お母さんでもお父さんでも
おばあちゃんでもおじいちゃんでも
おばさんでもおじさんでも

育ててくれた
可愛がってくれる人の期待に
こたえたい。

そこで

「よく頑張ったやん」言うてくれるけど
無意識に出るお母さんのタメイキ。

子供は
敏感に察知するんでしょう。

そんなことは当たり前。
お母さんも当然我が子に期待する。
からの　タメイキ。ついて当たり前。

そこから成長して
自分なりのいろんな武器を装備して

誰にもここだけは負けないという
自分を信じること＝「自信」
（カッコつけて言うてるが　普通のこと）
をつけて

いいとこも悪いとこもひっくるめて
丸ごとの自分を認める力をつけていくんでしょう。

これが
私
こじらしたわ〜〜〜〜〜〜〜〜。

むじゅかしぃ〜〜〜〜〜〜〜。

できない自分が許せない
失敗する自分が許せない
甘ったれの自分を…許せない。

なんで自分はこうなのか・・・・・・。

53年間
私の中で渦巻く自己否定感wwww

かというて
許せない部分が
改善されるかというと
そうはいかんのがタチ悪いし。
許せなくて否定すればするほど
ややこしいことになりますねん。

もうさ、

もうしゃーない。

この身体に
生命を頂いたんやしさ。

この船に乗って行かなあかん。最後の港まで。

もう
自分のことを許そうよ。

なんとか
船の整備をしながら

ま、
この船も悪くないな
欠陥も多いけど
なかなか　愉快なこともあるな
と思いながら　乗っていこうよ。

私の船は
ヒト様よりも随分ゆっくりだが
それも　また　よし。

人生の大きなテーマは