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サンドウィッチハウスバンブー

当社、インターナショナル青和株式会社のルーツついて紹介します。当社は複数の飲食店を経営しています。そのはしりといえるのが、1977年11月27日に開業した「サンドウィッチハウスバンブー」。代表・竹内秀夫の「竹」を入れた店名です。

表参道の欅通りから一本入ったところにございました。当時の同潤会アパートや、神宮前交差点のセントラルアパートに入る個性的なブティックやギャラリーが、原宿文化をけん引していた時代です。

四季折々の花に囲まれたテラス席、トイレには洋風バスが備わっているという一軒家を改装したお店で、セルフサービスでサンドウィッチを提供していました。

青山の「紀ノ国屋」さんから、毎日焼き立てのパンが届き、お客様は、白パンの「サブマリン」か、ほんのり酸味の利いた黒パンの2種から選べました。

サンドウィッチの具は、定番のたまごからローストビーフの粒マスタード和え、挽肉をマッシュポテトで覆ってオーブンで焼いたパルマンティエといったところ。ほかにスープ、サラダにデザートと、ショーケースには所狭しと並んでおりました。このカウンターを仕切るのは、女子大生の学生アルバイト集団。

実は私もその一人でした。

開業してしばらくは、苦戦をいたしましたが、原宿の賑わいと共に、行列を作る店となり、現在は改装を経て、イタリアンレストラン「表参道bamboo」として走り続けています。私の飲食店とのかかわりは、このアルバイトがスタートでした。