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「レモンをかいてください」 #誇心館 初日のメモ

誇心館に通いはじめました


昨日から、FUKUSHIMA CREATORS DOJO 誇心館に月イチで通いはじめました。

福島県のクリエイティブ・ディレクターの箭内道彦さんが館長の、クリエイター育成プログラムです。

↑こちら、動画ニュースですが、塾生代表の岩本裕貴さんのあいさつが最高にクリエイティブと勇気と愛に溢れていて思わず泣いちゃったので、ぜひ見てください。(フルサイズで視聴できないのが残念)


せっかくなので、自分の備忘録としても、可能な範囲で、学び・気づきをnoteで共有していきたいと思います。今回の1回で終わるのか、またやるのか分かりませんが、反響あれば、また書くかもです(^^)

「レモンをかいてください」

色々な学びがありましたが、昨日聞いて、さっそく、今日の仕事現場で仲間と共有して、相互理解に役立ったお話があったので、そちらを紹介したいと思います。

誇心館の師範のお一人でもある寄藤文平さん。「ふくしままっぷ」や「もっと 知って ふくしま!」などの素敵なイラストを描いているイラストレーターさんです。


その寄藤文平さんが、最初のあいさつの中で、以下のような話をしてくださいました。

以前、あるワークショップか講義だったかで、集まった皆さんに「レモンをかいてください」というお題を出したんです。
そこには10人くらいの人がいて、半分の5人は、インターネットでレモンについて調べて発表をしたんですね。そしてもう半分の人は、「私にとってのレモン」を発表してくれました。
でも、そこには誰一人、「眼の前のレモン」を見た人がいなかったんです。
全員にレモンを渡したのに、そこにあるレモンを見ないで、みんな、ネット上のレモンか、自分の頭の中にあるレモンを伝えようとした。
みなさんは福島に住んでいて、現実の福島を見ているのだから、ぜひ、皆さんだからこそできる福島の表現をしてもらいたいと思います。

※記憶ベースに再現しているので、細部の違い、ニュアンスの違いがあると思います。「レモンをかいてください」ではなく「レモンについて調べて発表してください」だったかもしれません。あいまいですみません。

とっても素敵な話で染みました。自分も眼の前のレモンを見ない的なことやっちゃうので、ちょっと耳が痛かったですが。

今日は、仲間と現在請け負っている、福島県内のとある地域のとあるメーカーさんのウェブサイト制作の案件について、企画を練っていました。そこで、なるべく精緻な仮説を立てながら「一応のロジックは通っているけど、これって、ネットで調べた情報と、自分たちの頭の中にある前提で構築した仮説だよな…… それだけで企画を進めると、だめだよな」と感じたところで、上記のレモンの話を共有しました。それもあって、仮説はできる限り立てるけど、現場に行って、自分たちの目と耳でしっかりインプットをしよう。現実を見て、仮説とずれている部分があれば柔軟に修正していこうと、共通意識を持つことができました。

学びがさっそく日々の仕事にいきて嬉しかったなということで、レモンのお話を共有させていただきました。

※2022/9/1追記
他にも、いくつか心に残った話を書いたのですが、「これは、参加をした人だけが聞けたということが大事だな」と思い直したので削除しました。


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