インド式ルームメイト引き留め戦略:ルームメイトはインド人 ver.14
今日のナラヤン
いつものようにフレンドリーさを振りまく、太っちょインド人ルームメイトのナラヤン。
先日三週間出張して帰ってくると、
「ヘイ、ケーン!長い出張だったな〜現地で女でもできたんじゃないか?」
『う〜ん、それはなかったな〜』
「ケ〜ン!お前もまだまだだな〜」
となぜか根拠のない勝ち誇ったドヤ顔の出っ腹のプーさん。
でもそんな彼には突然のショックだったみたいだ。
『ナラヤン、次家賃が上がったらきついし、出張であんまり家にいないし、来年はこの家出て安いとこ探すかも〜』
!!!
彼は変わった。いや、正確には更に近くなった。
フロントでは「ケンはホントいい奴なんだ〜」と自慢している。
「ヘイ、ケン!晩ご飯食べに行こうぜ!」
「ケン!おはよう!今日も俺たちハッピーだな〜最高のルームメイトに恵まれたな〜」
。。。ことさらに近い。
違うんだ、ナラヤン。君が嫌で出るって考えた訳じゃないんだ。
「ケン!今からカツ丼出前取るけどいるか?」
違うんだ、ナラヤン。そして食べ物に釣られてくるタイプでもないんだ。
「ケン!ポテトチップスくえよ!うまいぞ!」
違うんだ、、、そしてチップスくらいで心が揺れるのは君だけなんだ。。。
自分がされて嬉しい事をしてくれているのだろう。気持ちだけ頂いておくから、食べ物はいらんのだが、、、この戦略の方向性を誤った接待は当分続きそうだ。
「ヘイ、ケン!チップスがないから一緒に買いに行かないか?」
・・・食べたな。。。
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