鹿島アントラーズ、日本勢初のACLプレーオフ敗退…
先日、ACLというアジアナンバーワンを決める大会の出場権をかけて、日本の鹿島アントラーズとFC東京がそれぞれ他国の代表と戦いました。FⅭ東京は見事に勝利し、本選への出場権を獲得したわけですが、なんと鹿島アントラーズはプレーオフでオーストラリアのメルボルンビクトリー敗れ、出場権を逃しました。
大雨のピッチコンディションや、決定機をものにできなかったなど敗因は様々ありますが、一番の原因は何といっても、過密日程ではないでしょうか。
2020年の元日に天皇杯決勝が行われたため、昨季主力だった選手たちの休養期間が十分に確保できない中でこの試合を迎えています。
当然、主力以外で勝つ方法を模索するほかないですよね。
そして主力選手は、休んだものの、試合だから無理やり体を動かすみたいな感じでコンディションはイマイチだったのではないでしょうか。
休養がないと体は持ちませんし、一度休んだら再び体を作る必要があります。今回の鹿島はそれが中途半端になってしまったのではないか、それが最大の原因ではないかと。
実は、この過密日程の弊害を受けたチームは他にもあります。
それは、柏レイソルです。
その年の柏はプレーオフには勝利し、本選に出場したものの、国内のリーグ戦で失速。J2降格することになりました。準備期間がいかに結果に結びつくかが分かります。
元日決勝の伝統に縛られて、いつまでも過密日程を強行するか、天皇杯の決勝をずらすか、リーグ戦をずらすかなど、どこに主眼を置くのかを再考するべき時が来たのではないでしょうか。
アスリートファースト、スポーツを文化として推進していく日本と、逆行していることが往々にしてあるので、ひとつひとつ議論をして新しい形を模索してほしいですね。
日本のチームが活躍できるような環境になるよう配慮されることを、いちサッカーファンとして願うばかりです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 「将来は起業したい」 この想いで、新卒でベンチャーという環境を選びました。 想像していたよりも遥かに苦しい毎日ですが、この環境でしか得られない体験から、確実に成長していると感じます。死ぬ気で日々を送ります。