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適応するまでには少し時間がかかる

新しい環境や生活のリズムが変わった時って、結構身体がしんどいときありますよね。それってのは、心理的にどの時期に疲れるのかデータでわかることなんです。リスガードの適応曲線と呼ばれる理論をご紹介します。新しい環境に飛び込むときなどの参考にしてみてください。

ハネムーン期

これは環境が変わってから2,3カ月ごろまでの時期です。新しい環境や生活が楽しく感じたり、変化したことをとてもポジティブにとらえています。スタートダッシュを切るなど、いつも以上に出力しがちです。無意識なうちに少し背伸びしているかもしれません。

カルチャーショック期

少し慣れてきたころから大体6カ月くらいまでの時期です。こんなはずではなかったや、少し嫌なことが目に付くようになり、新しい環境に対してマイナスな気持ちを抱きます。さらには、ハネムーン期に張り切っていた疲れもたたり、気持ち的にも体力的にもどん底です。ここはすごく踏ん張りどころです。5月病とかもこのあたりの心境の変化が影響してくるのかもしれません。

適応期

どん底を乗り越え、少しずつアジャストしていきます。これは、大体6カ月後から2年目ごろまででしょうか。ここから気持ちもかなり前向きになります。現在、新入社員の人たちも苦しい時期を少しづつ抜け出し、何となくやり方や仕事の進め方が見えてきたのではないでしょうか。ここからは上り調子なのであとはひたすらに突き進みましょう。

成熟期

これはもう一人前になって、後輩もできたりと、いよいよ歩み始めるというようなイメージでしょうか。3年目や2年目の中盤から脂がのってくるいい時期です。

このように新しい環境に適応し、能力を発揮するまでには時間の軸も大切だということです。時間の経過とともに、心理的な状態も変化します。もし今落ち込んでいるのであれば、それは案外時間が解決してくれることなのかもしれません。

お読みいただきありがとうございました。
リスガードの適応曲線の解説でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 「将来は起業したい」 この想いで、新卒でベンチャーという環境を選びました。 想像していたよりも遥かに苦しい毎日ですが、この環境でしか得られない体験から、確実に成長していると感じます。死ぬ気で日々を送ります。