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東京で山梨の風を感じる(新聞編)

今回は、地元との「つながり」について、なんとなく頭の片隅に残っていた考えがあるので、まとめたいと思います。

突然ですが、皆様、新聞は読みますか?
ニュース・情報関係のアプリもたくさんあるので、読まない方も多いかもしれません。

私はお恥ずかしながら、小学生からずっと新聞が苦手で、社会人になっても4年間は新聞には手を付けていませんでした。
大学生までは時事ネタを知らずとも、のらりくらりとやっていけましたが、職に就いてからは社会の動きを知っている・知らないで仕事に影響があることを実感しました。

最初はニュースアプリやネットニュースで情報を集めていましたが、私の気が散りやすいからか、興味があるネタに意識がいってしまい、政治や経済などの情報収集は捗りませんでした(笑)

そして、社会人5年目の部署でたまたま上司が時事ネタをよく雑談してくるタイプの人で、話を振られたときに知らないと恥ずかしい!ということで一念発起、新聞を読み始めました。

新聞選びは少し迷いました。
まず、紙での購読は、1回しか目を通さないのに嵩張り、狭い一人暮らしのワンルームには不向きということ、また通勤中の時間に目を通したかったので、スマホで閲覧できるものにしようとしました。

そして、全国展開の大手新聞社を比較し、各社に傾向があり、自分に向いているものはどれだろうと悩んでいたところ、ふと気づいたのが、「地方紙」でした。

地元の山梨県の地方紙は「山梨日日新聞」。山梨県民なら多くの人が聞いたことがあると思います。その山梨日日新聞にも電子版が!
そこで早速契約してみることに。
もちろん、全国紙とは扱う話題も違い、これですべての情報を網羅できるとは思いませんので山梨県で今起きていることの情報収集をメインとして、サブで世の中のこと知れるし。という具合です。

購読して1年以上経ちますが、土日問わず、毎日目を通しています。
やはり、全国ニュースでは到底一面にならないようなことも一面に載ったり。例えば、リニア新幹線の工事の進捗だとか、県内の農産物や市長選・議員の不祥事など…
さらに地域ごとのトピックスを扱うコーナーがこれまた和みます。
地元の中高生の活動が紹介されていたり、地元でちょっと話題になったことが大きく取り上げられていたり。
もしかしたら、電子版は県内の人が出張時に読めるように、とか、移動中にも読めるようにという意図で作られたのかもしれませんが、山梨から他県に出て生活する人にも重宝するものだなと思いました。

山梨県は東京都と近いために良くも悪くも大学進学を機に県外へ出ていく学生さんがたくさんいます。例えばですが、県内の高校生向けにもっと電子版をPRしたり、割引制度とか作って、大学生の情報収集ツールとして使えないでしょうか。(コンテンツも大学生に役立つ情報、地元で活躍する若手を紹介するような企業紹介とか、Uターン相談会の情報とか入れたり…)
そうすれば、大学1~2年生の頃は県外を謳歌してもらって、いざ就職のことを考える時期、地元に戻るか、都市部で就職するかを並べたときに山梨のことをイメージしやすくなるのかな、と。

私自身、中学生・高校生の時は自分が将来社会の一員となることが具体的にイメージはできませんでした。
それはやはり、親に育ててもらっている、学校という限られたコミュニティの中で生きていて、それが私のすべて(に近い割合)であったからかなと思います。プレーヤーになれるんだという意識が持てなかった。
だから、中高生時代に山梨で就職とか、人のために何をしたいか、この町のために自分がこう貢献したい、みたいなことは具体的にイメージできなくて当然です。

だから、焦る必要はなくて、働くことへの第一歩を踏み出すぞ、というときにいかに山梨のことを鮮やかな色で思い出してもらえるか、これが大事なんじゃないかなと思います。

ついつい長々と書いてしまいました。夜に書いた文章ですが、まだ2投稿目なので、このまま投稿しちゃいます(笑)

もう一つ、地元とつながり続けるのにいいなと思ったコンテンツとして、ラジオがありますので、後日投稿しようと思います。

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