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美味しいものと音楽があればだいたい元気になる。

最近ふと思ったことがある。
それは「美味しいものを食べる」と「好きな音楽を聴く・バンドを観る」っていうことはふたつともほとんど同じ意味を持ってるんじゃないかって。

美味しいものを食べれば必然と幸せな気持ちになってイヤだったことも悩んでいることも少しの間は忘れられる。
音楽も同じで好きなバンドを観たり、好きな曲を聴いたりすれば少しだけでも肩の荷が降りたような気持ちになるしその間だけは何もかも忘れて目の前で起きていることに夢中になれる。
つまりその瞬間は確実に元気になっているのだ。

と、先日下北沢のカレー屋さん「茄子おやじ」で食事をしているときにふと思ったのだ。

茄子おやじの「すぺしゃるカレー」
非常に美味しい、1番好き

食事と音楽が同じような意味合いを生み出しているなんて一見馬鹿げたような話だとは思うが自分はわりと本気でそう思っている。

ここで急に自語りになってしまうが自分はここまでの人生の中で大学卒業までは何一つ躓くことなく生きてきたと思う。
小中高といじめられることも大きなトラブルもなく進み、高校で出会ったスポーツのことが大好きになり真剣に打ち込み結果的にそのおかげで大学進学まで出来た。
しんどいこともたくさんあったがそれは自分が好きでやっていることだから苦にはならなかった。

ところが大学を卒業し就職した途端に全てに躓くようになり心が折れてしまった。
部活で心が折れたことは何度もあったしその治し方でいいんだろうと思っていたが社会はそう甘くなかった、根本的に作りが違うのだ。
悩んだ結果地元に帰ることを選択した。
後悔もあったが今となっては良かったと思える選択になった。

その間次の仕事が見つかるまで助けてくれたものも「美味しいもの」と「音楽」だった。
特に「音楽」には非常に助けられた。
ハルカミライには何十回、何百回、何千回とあいつをぶっ飛ばしてもらったし(ファイト‼︎)、10-FEETにはエゴはしばいたれ!!!って背中押してもらったし(2%)、Hi-STANDARDにはお前らしく輝き続けろって叱ってもらった(STAY GOLD)あの時期に音楽が聴けなかったらどうなってたことか。

そして次の仕事が見つかりうまい具合に働いていたが去年の7月末過労とストレスで倒れてしまった。
精神的病も患ってしまった。
これを機に自分の人生はこのままでいいのだろうかと真剣に考えた。
その結果めちゃくちゃ上司に詰められたがその会社を辞めて今一度自分を癒す期間、見つめ直す期間を作ることにした。
おそらく部活しかしてこなかった皺寄せがいま一気に来ているんだろうと思っている。

自由の身となった自分はまず信頼できる友達と連絡をとり、会って美味しいものを食べに行ったり、綺麗なものを観に行ったり、ときには1人で「美味しいもの」を調べて食べに行ったり気になったバンドをすぐ観に行ったりするようになった。
すると薬以外でも調子悪かった心が段々とパズルがはまっていくように割と元気になったりすることに気づいた。(もちろんどうしようもなく調子の悪い日もある)

そして冒頭の話に戻るが「美味しいもの」と「音楽」があれば大体元気になるのでは、、?という考えに至ったのであった。

3ヶ月ほど前に新しく出会ったバンド「ちゃくら」には相当元気をもらっている。
彼女たちのキャラクターや奏でる音楽は非常に自分を元気づけてくれる。

ちゃくらの4人
左からGt.まお 、Gt.Vo.サクラ、Ba.ワキタルル、Dr.key.葉弥

ライブハウスならではの近距離感や自分を覚えていてくれることが非常に楽しい嬉しい気持ちにしてくれる。
ちゃくらの楽曲の中で1番ヘビロテしているのが「19才」だ。
もうとにかく元気溢れる曲、今という時間は今しかないという当たり前だけど忘れがちなことや、自分は自分でしかないというそんな気持ちを思い出させてくれる大事な曲である。

こうして最近の自分は「美味しいもの」と「音楽」に救われながら生きている。
悩むことも辛いこともあるが生きているだけで美味しいカレーやいいバンドに出会えたりする。

こうして今日もちゃくらやハルカミライやHump Backなどのバンドと、自分の好きな食べ物や美味しいものに生かされているのであった。

拙い文章でしたが最後まで読んでくれてありがとうございます。
最後に最近幸せに感じた画像を載っけておきます。

大事なものを入れまくってるスマホ裏とセトリ
自分で作ったラフテー丼

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