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金曜日の講義を飛んで実家に帰ろう

急に地元に帰れるチャンスがある時、脳内には奥深くに眠るドーパミンが溢れる。それは大地を豊かにし、枯れ萎んだ木々に栄養が行き渡り、脳内に満開の桜が咲く。

たまたま水曜(6/5)の夜に、東京から地元まで行くバスを調べてみた。

6/6(木)22:00東京駅発か、、値段は、なんぼだろう、、

待って?

2700円?!

やっす。僕は人を道連れにしないと決断できないタイプなので、同じ地元から上京してきた友達に連絡を入れた。

僕「お前金曜飛ぶ覚悟ある?」

友「なんだよ急に」

僕「木曜日発で地元行きのバスが2700円なんだよ!!」

友「は?やっす行くわ」

急遽行くことになった。前々からサプライズなるものをしてみたかったので、実家には黙って帰ることにした。

6/6は普通に大学があったので、キャリーケースをそのまま大学に持っていった。講義を真面目に受け、友達に地元に帰る旨を伝える。ほとんどの友達が、お土産待ってるねと話してきた。

講義が終わり、先輩達とダーツをして時間を潰した。気づいたら21:00 ちょっとやり過ぎた。急いで東京駅へ向かった。

何も食べていなかったので、ペッパーランチを7年ぐらい振りに食べた。すんげぇ美味しかった。最初はお肉の量が少ねぇななどと頭の中でいちゃもんをぶつけ合っていたが、全然満足できる量だった。

いざバスにride on 正直プチ旅行感覚ですごくワクワクしていた。夜行バス自体初めてで、どんな感じなんだろうと思っていた。事前に買っておいたおつまみを頬張り、(音は最小限で食べました)いざ就寝



寝れねぇ


あれはやばい。まず座って深い睡眠に到達できない僕からしたら7時間半は地獄。腰に深海5000メートル級かってぐらいの圧力がかかり、正直息絶えていた。

トイレ休憩は合計3回ほどあったが、全てに行った。パーキングエリアで背伸びをしないと身体がもたなかった。本当に腰が痛く、つら過ぎた。

結局浅すぎる眠りの末、地元にようやく辿り着いた。いとこが迎えにきてくれると聞いていたのだが、5:50分を朝ではなく夕方と勘違いをしていた。正直腰の痛さ・疲労不眠のストレスでしばき倒そうと思っていた。しかし、仕事が早番だったということもあり、迎えにきてくれた。

お家に着いて速攻玄関を開ける。


さっぷらぁいず!!!!!

ちょうど玄関のある廊下を歩いていたお母さんが雄叫びをあげた。

え、ええええぇぇぇっ!?!?

腰が抜けていたので死ぬほど笑った。お父さんは「おう、おかえり」だった。普通息子が何も連絡せず急に実家に帰ったら驚くものだ。しかしうちの父親はよっぽど肝が据わっていたようだ。

金曜日なので両親は仕事へ、仕事に行く前に会えて良かった。僕はお風呂に入り実家の美味しいお水と米を食べて気づいたら眠っていた。寝るには最高にいい気温で、すげえ質の良い睡眠が取れた。

起きたら今日6/7(金曜)のオンデマンドの授業を受けた。そうやん自分金曜の授業飛んでるんだわという後悔を胸に刻み、優雅な実家ライフを楽しんだ。

土曜はお父さんが田舎らしい凄まじいほど絶景な山などにドライブをしにいった。美味しいラーメンを食べ、夜はたまたま僕と同じく地元に帰ってきていた幼馴染とそのお母さんとご飯へ。

その幼馴染には妹がいる。話を聞いたところ不登校で、初対面の人と接すると泣いてしまうらしい。僕もその気持ちが痛いほどわかる。自分も不登校を経験しているので、人との関わりなど全てが怖かった。僕は「時間が解決してくれますよ。今は自分で心を落ち着かせる時間で、時間が経てばきっと自立できるようになりますよ。」とアドバイスした。韓国アイドルが好きで、ライブに行ってるらしい。家では元気そうなので安心した。

次の日は朝早くにおばあちゃんの家に行かなければならなかった。実家に帰ったはいいものの、全然ゆっくりできていない。朝早いのは凄まじく苦手なので、「あと10分寝させて」を9回ぐらい使った。叩き起こされながらおばあちゃん家へ向かった。

うちのおばあちゃん家はすんげぇ山の中で、そこらの田舎とは訳が違うほどに田舎だ。水道水は次元が違うほどに澄んでいて、いろはすが蛇口から出ているようなものだ。

おばあちゃんは相変わらず元気で、優しさ100倍だった。本当に会いたかったので嬉しかった。少し出掛けてご飯を食べに行った。ばかうめぇサイコロステーキを頬張り、ほっぺが落ちるところだった。

帰りに手作りのお洋服などが売っているクラフトフェアに行き、素敵なハンドメイドの売り物を見てきた。僕はフリマやクラフトフェアなどのイベントが凄まじく好きなので、ものすごく楽しかった。

バッグ買っちゃった
像の絵柄がかわちいかわちい

、、、、、

関東に戻りたくないっっっっ!!!

今日の夜に帰るなんて信じられない。本当に嫌だ、心の底から戻りたくなかった。明日にはいつも通りの満員電車、汚い川、高いビル、自然の空気が全く感じられないあの場所に。心底戻りたくないっっっっ!

僕は赤ちゃんのように喚き散らかしたが、うちの父親にさほど効果は無かった。なぜならうちの父親は年に一回、一週間ぐらいの休みを取り、関東に旅行に行っているからだ。二週間後に父親は関東へ来るのだ。普通に会えるので今回のサプライズはさほど感動しなかったようだ🥺

実家に戻り、帰る準備をしてあっという間に23時。23時50分発のバスだったので、バス乗り場まで送ってもらった。実家に別れを告げ、父親にも涙の別れを告げた。バスに乗り込み、いざ就寝。今回はだいぶ眠気がきていたので、割と眠りにつけそうだった。

しかし、くそみてぇなDQNがいた。2分おきぐらいにくそうるせぇ咳をかまし、挙げ句の果てには凄まじいほどのイビキ。法律がなかったら即座に始末していただろう。せめてマスクをして欲しかった。

しっかり最後まで眠れずにバスタ新宿に到着。(6/10日月曜日 8:45)速攻家に帰って秒で寝た。夜行バスには2度と乗りたくない。本当に身体がぶち壊れてしまう。

寝る前に書いているので睡眠時間がだいぶ削られたが、この日記だけはどうしても綴りたかった。皆さんも日常生活にちょっとした旅行を挟むと、良い気分転換になるのではないでしょうか。

明日からも頑張るぞ。父ちゃん母ちゃん。僕は関東で頑張ってるよ。応援してね。





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