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起立性調節障害を経て、春から大学生になる 

大学に合格してしまった。僕は人間関係や生活に馴染めず、高校を編入している。ろくに勉強もできてなかった当時の僕は、死にたいという言葉しかなかった。

新しい高校での生活はほとんど大学と同じ仕組みだった。自分で授業を組んで、授業がある日は取っている科目の時間帯に行く。2年生の2学期からほとんどの教科を最初からは結構きついが、なんとか頑張った。

まじでなんとかしがみついて、最初のテスト。ほとんどがオール5だった。「あれ?これわんちゃん大学目指せるかも。」という少しばかりの希望が見えてきた。行くとしても推薦だな〜など、進学を考える余裕が出てきたのが自分の中では成長した点だと思った。

自分がなった「起立性調節障害」というのは非常に厄介だ。朝体調が悪く起きれなくなるのだが、他人から見たらそれは『さぼっている』と思われがちなのだ。さらに辛いのが、家族でさえもさぼっていると思われ、一番頼りたい身内ですら理解をもらえないのだ。私は同じ悩みや境遇の方に、少しでも心のケアを提供できるようにと、心理の大学を選んだ。

入試当日、正直自信が無かった。元いた高校の成績がお話にならないレベルで最低だったからだ。だからこそ今の高校でしがみついて、いい成績をキープしてきた。もともと勉強できない僕だが、まじでしがみついてきたこの日のために。個人面接だったが、自分の中では何とも言えなかった。もっと突っ込まれると思っていたが、割と質問が安易だったので逆に躓いてしまう部分も多々あった。しかし、笑顔も所々あったのでまぁセーフかなと思った。

合格発表の日まで僕は生きた心地が全く無かった。その大学一本で決めてたので、落ちたら先がなかった。てか落ちてそーってずっと思っていた。

そして合格発表当日

          合格です

え、うそまじ?あっ、へーまじか
クッソ叫んだ。渾身の「うっしゃああああ」
近所迷惑もいいところだ。いや、近所に迷惑かけてでも伝えたいこの言葉。
全然偏差値は高くないが、僕にとってはまじで電撃ニュース。
編入してんのに大学受かった。
心の底から安堵した。

起立性調節障害になった際、時間はかかったが理解してくれた親には本当に感謝している。これからも迷惑は死ぬほどかけるが、それでも僕を愛してください。本当はもっと色々詳しく書きたいが、一旦締めさせていただきます。

春から大学生活、楽しみでもあり、不安でもある。いや不安しかないけど。まぁ人生頑張る
えいえいおーーー!!


大好きなお茶漬けやドライいちじく食べます!