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インクルーシブ社会ってなんだ

今日も結局図書館に来ました。
今日はいいやドライブしちゃおうかななんて思ったけど、やっぱり勉強はしていたいんです。
最近は、小学校関係のYouTubeチャンネルを見ています。宮澤先生の動画です。はっきりと言えば特別支援教育とは関係がありません。しかし、自分の学級経営を振り返る良い機会にもなっています。

さて、今日の本題は、インクルーシブ社会ってなんだという話です。
ダイバーシティとか、インクルーシブとか難しそうな名前ばかり
定義としては下記の通りです。

ダイバーシティ(Diversity)とは、直訳で「多様性」を意味する言葉です。人種・年齢・性別・能力・価値観などさまざまな違いを持った人々が組織や集団において共存している状態

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障がいの有無や性別、性的嗜好、人種など、私たちには同じ人間であっても様々な違いがあります。このような違いを認め合い、すべての人がお互いの人権と尊厳を尊重し合いながら生きていく社会をインクルーシブ社会といいます。共生社会と呼ばれることもあります。

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要は多種多様な人が共存できる社会です。
今の仕事に就いた理由の一つです。

私が就いた小学校の初任校はかなり職員同士の関係が劣悪でした。仕事がうまくいかない人がいると支援学級のお局さんが「あの人は発達障害に違いないわ」と放課後に談笑するぐらい劣悪でした。
自分の中では、小学校の現場はインクルーシブであるだろうという思いで働き出したら全くの真逆だったというわけです。

私は体育は好きですが苦手です。どれぐらい苦手かというと、踊れない芸人ばりです笑
だけど、理科や図工、情報教育は得意です。だから、得意なことを伸ばしていくぞという思いでいたのです。

しかし、男は体育担当なのです。
体育指導ができたら一人前みたいな風潮でした。

さらには、そこには(パワハラ)上司がいました。
仕事が始まって初任者2週目ぐらいから、なぜか体育主任の仕事を渡され、お前がやるんだぞ。プールの整備を俺に聞くな。マニュアル見ろ。おい、今からライン引くぞみたいな人でした。
当時は、ただのパワハラだと思っていましたが、この人なりの教え方であり親切心だったのです。この人にとっては、この教え方しか知らなかっただけであって、正しかったのです。でも、私には正しくなかったのです。
上司は、理不尽に耐えたから今があると考える人だったのです。だから、同じようにすることで育てるつもりだった。しかし、効率重視の私はその育て方を望んでいなかったという考え方の違いがあったのです。

不得意をやり続けた3年間は、とても辛いものでした。

勉強にはなりました。
でも、このやり方は誰かが止めなければならないと思います。
しかし、自分は心地よくないと感じる一方で、この空間が心地よい誰かがいることも忘れてはならないのだろうなと思っています。

誰もがお互いの得意と不得意で支え合える職場になれば良いのに。
だからそれも実現したい。
これも、また私の願いなのです。

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