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偽物か本物か

今日の朝のメンタルは、ちょっと落ち着いています。
この仕事をしていて休職に至り、ちょっと心配していたことがある。

それは、この仕事に対するやりがいなんかじゃなくて、ただ単に小学校から逃げたくて、特別支援の道に来たんじゃないかという思い。
支援のいる子のために頑張りたいという隠れ蓑を使って、そういうずるい自分がいたんじゃないかという思い。

そういう人もいて良いとは思う。
でも、俺はそうはなりたくなかったから、もしも、無意識にそうだったら、自分を許せなくなると思った。

休職当初、自分を責め続けていた。簡単に言えば、止まらないのである。百害あって一利なしなのはわかるが、そんな精神状態ではなかったのだ。そんな思考を繰り返していた。今もそうかもしれない。

そんな思いがあったから、すぐに休んだんじゃないか?楽だと思っていたから、そのギャップで苦しくなったんじゃないか?だから、小学校に戻りたいだなんて、すぐに思ったんじゃないかと、自分を疑って苦しくなった。

だけど、先週、小学校勤務の先輩と話していて、そうじゃないことがわかった。

「8時半出勤17時半退勤。教材準備も小学校よりは家でやっている時間が短い。給料も小学校より良い。万々歳じゃん!でも、ofttくんの状況から考えれば、大事にしたかったことはそこじゃなかったんだね。」

確かに言われてみたらそうだと思った。

職場の人や今の職場の友人にも来た理由を話すと
「真面目だなー。所詮他人なんだから、そんなに力まなくて良い。早く帰れるし、こっちのが楽じゃん!」とよく言われた。
賛否両論あるだろうけど、その精神は必要なのだと思う。でも、俺にはその感覚はなかった。そうならば、あーあ、今日も面倒なこともあったけど17時半には帰れて良かったー!なんて思えているはずである。(この精神は必要なのは重々承知しています)

だから、俺の6年間の思いや勉強してきた日々は偽物ではなかったのだなと思って、ちょっと安心した。

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