駄菓子屋で思ったこと
先日、母と久しぶりにランチに行きました。
「食べすぎたあ〜」なんて言いながら腹ごなしに近所を散歩をしていると、住宅地を抜けた先にふと駄菓子屋を見つけました。
最近めっきり見なくなった駄菓子屋に興奮した私は、迷うことなく入店。
お客さんが来たら電気をつけるような節電態勢や、テレビを見ながら店番をする店主にどこか懐かしさを感じました。
今回は、久しぶりに駄菓子屋へ行って感じたことを書いていこうと思います。
駄菓子屋と青春
「昔はよく行ったもんだ」みたいな体で書いていますが、私が小さい頃から、すでに駄菓子屋は数えるほどしかありませんでした。
それでも、少ないお小遣いを握りしめて駄菓子屋に向かう道中とか、遠足の前の買い出しでとてもワクワクしていたのをよく覚えています。
今の子供たち、下手をしたら私と同年代の人たちでも、そんな経験ができている人ってどれくらいいるんでしょうか?
特に都会住みの子なんかは。
それがないのは、なんとなく寂しいなと感じます。
だって、駄菓子屋が中心にあるエピソードってとても素敵だと思うんです。
店主さんやお菓子を買いに来た子供同士で仲良くなったり、学校帰りの買い食いは禁止なのに、破って先生に怒られるみたいな。
実際、母からそんなエピソードを聞くと、「自分もそんな青春したかったなぁ」とババくさいことを考えてしまうのです。
昔は今よりもっと駄菓子屋があって、人と人との距離が近かったからこそ出てくるそんな話に"羨ましい"とさえ思います。
計画的お菓子購入
突然ですが、私はスーパーでアルバイトをしています。
時々いらっしゃるのが、子供のおつかいにクレジットカードを使わせる方。
ですが、お金を払っている感覚がない買い物を子供にさせるってどうなの?と少し疑問に思います。
なにも知らない子供からしたらクレジットカードは、"モノがもらえる板"という認識になってしまっているのでは…と。
こればっかりは保護者の方それぞれの考え方によるものなので、全否定するつもりはありません。
しかし、"設定金額内で、好きなお菓子をいかに多く買えるか"ということを考えることは大切だと思いますし、そういう場としても駄菓子屋はとても効果的だなと感じます。
駄菓子屋でキャッシュレス決済ってあまりイメージないですから(笑)
私自身、小さい頃からそんなことばかり考えていたためか、節約上手な方ではないかと思っています。
最後に
近所付き合いの希薄化や、お金への価値観が変化している現代において、
一つのコミュニティの場・学びの場として、駄菓子屋は存在し続けてほしいなと思います。
そんな気持ちを胸に、おやつに大好きなモロッコヨーグルを食べるのでした。
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