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富士フイルムレンズとポートレート

ぼくの使ってる機材は富士フイルムとRICOH。なぜそれらをポートレート撮影に使うようになったのか?いささか長くなるので、今回はポートレートに使っている富士フイルムのレンズの感想とか紹介をしたいと思います。

ポートレートには大変おすすめな富士フイルムの機材。ほんと個人的感想なのであくまでいつも通り一例とお考え下さい。スペック的なことはメーカーのサイトなど参考に

よく使う順に紹介していきます。

①xf35mm f1.4r 

開放でふんわり独特のボケ方をします。柔らかいものの、甘いという訳ではなく絶妙。200gありませんから軽量で持ち出しやすい。富士フイルムを代表するレンズで f2のAFスピードも速い新しいより安価なレンズもありますが、ポートレートでこれ使わないのは富士フイルム使う意味の半分無くなるのではと思う。大口径プライム単焦点シリーズでは1番安価。被写体の方とも距離が近すぎという訳でもなく近いのでコミュニケーションはとりやすい。

②xf23mm f1.4r

換算35mmで1番気に入ってるレンズ。動画ユーザー中心に f2の方が売れているようですが、静止画に至っては、全く別物の写りだと思います。開放では35mm同様、ふんわり、柔らかい、絞ればシャキッとします。35mmだと下がれない室内や狭い路地では大活躍。35mm同様、被写体さんと歩きながら撮る距離ではちょうどいい。やや近くなるので撮られなれていない被写体さんにはより過ぎないようにしてます。300gと富士フイルムの単焦点レンズではやや重め、価格が高いのが難点。

③xf90mm f2

換算135mm。おそらく富士フイルムで解像度が1番高いレンズ。立体感、ボケ、満点。硬すぎないのが、かえって使いやすい。防塵防滴で海辺や川辺も躊躇なく使える。特に背景がすっきりした海辺撮影ではピッタリ。マクロ的に使えるのでポートレートより花撮りで多用。適当に撮っても綺麗に写る。

手振れ補正がないことが欠点かな。

④xf56mmf1.2

無印の方です。最近買いました。富士フイルムではxf16mmf1.4とxf90mmと並んで解像度が高いレンズ。富士フイルムが総力をあげて作ったポートレート専用レンズ。ぼくの場合、高くて、xf50mmを先に買いましたが、ポートレート中心という方は最初から持っておいた方がいいでしょうね。換算84mm、フルサイズでf1.8相当らしいですが、90mmについでよくボケます。ポートレートに限ってはxf35mmf1.4とこの二本でもいいかも。値段が高いのが難点。あまり寄れないので花撮りやテーブルフォトには向かないですが、スナップにもいいかと思う。

⑤xf50mmf2

56mmの代用に買って使ってきましたが、ボケ味、写りの性格は大口径プライム単焦点シリーズとは違い、シャキッとくっきり。ポートレートに使うのもありですが、メインでポートレートを撮るって方には精神衛生上、xf56mmf1.2を最初から使われる方が後悔は少ないかな。僕の場合、天気が悪い時や海辺、川辺の撮影、日常スナップは50mmの方という使い分けをしています。防塵防滴で56mmより持ち出しやすいですから。また、スナップでは中々寄れない場面など多いので35mmより使いやすい場面もあります。

⑥xf16mmf1.4wr

換算24mm、大口径プライム単焦点シリーズではxf90mmと並んで防滴防滴です。比較的新しいレンズのせいか、開放ではシャープながら線が細い、とても綺麗なボケ方をします。ファインダー覗くだけで56mm、90mm と並び、いいレンズであることが撮る前から分かります。最短撮影距離が短く15センチ、テーブルフォトや室内でも使いやすいです。ポートレートでは風景を活かしたり、被写体さんをダイナミックに撮るには向いています。

全て実際持っておりポートレート撮影にも使っております。サードパーティー製のレンズが少なく、高価な純正ですが、カリカリ過ぎない絶妙なバランスのレンズばかりなのでポートレートだけでなく、花やスナップにも向いています。購入の参考になれば幸いです。






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