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悲しくなる時

寝不足だったり、悩み事があったりすると、意識が乖離してぼんやりとして、自分の感覚がマヒしていることに悲しくなる

友達を大事に思ってた気持ちとか、恋人を好きな気持ちとか、俺にとって何が大事だったかとか、何をしたら嬉しいとか楽しいとか、何が嫌かとか、やりたいことは何かとか、全部何も思い出せなくなって、何も感じなくなる

その何も感じなくなった自分に悲しくなるし、どうしてこうなってしまったんだろうって、いろんなことを思い出して止まらなくなる

自分の育った理不尽な家庭環境のこと、親のことが嫌いなこと、思い通りにならなかったこと、そこから自力で抜け出す努力ができなかった自分、大事にできなかった彼女、大事にできなかった友達、ちゃんと頑張れなかったバイト先、ちゃんと頑張れなかった会社、順風満帆に人生を謳歌している育ちのいいアイツ、めぐまれた環境とは言えない家庭で育ったけど頑張って働いてるアイツ、憧れてたけどいつしか追いかけるのをやめてしまったあの人、昔好きだったミュージシャン、それをいつしか追いかけるのをやめてしまった自分、あの頃の彼女は俺を愛していてくれたこと、それに向き合えなかった自分、自分のことが好きになれない自分

こういうことって忘れていいんだろうか
嫌なことって忘れ去って無かったことにしていいのだろうか

今を謳歌できている人たちは、どうしているんだろう
思い出したくないことってたくさんあると思うんだけど

もう同じ思いはしないように、避けて生きる人
無かったことにして、忘れて今を生きる人

そのままでいい、ありのままでいいって言うけど、俺がこんなに悲しいやつだってことを知ってて言っているのか?
俺はこんな自分は嫌なのに
嫌な自分という檻の中にずっといろって言うのか?

何を変えればいいんだろう
こんなこと考えるのをやめたら楽になれるのか

結局のところ、事実としての過去は一生変わらないから、その再解釈をポジティブに繰り返していくことで、その時々の自分から見た過去は変わっていくと思う

過去が重くのしかかるから足を止めるのではなく、足を動かすことで過去が軽くなっていく

でもポジティブな再解釈ってどうすればできる?

一旦過去は忘れて、今を頑張ればいいのか

過去を忘れるのは、今だけでいい、あとで必要なときに思い出せばいい

そうかーわかってしまった

過去を忘れるのは、捨て去ることのように思えて、悲しくてそんなことできないなあって思ってたけど、そのせいで今悲しくて身動きがとれないのであれば、一旦忘れて、今を頑張って、誇れる自分になった時にまた思い出せばいいと考えれば、楽になるな

今日はまた一つ良いことを思いついてしまった

日常に戻ります

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