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つい言っちゃうけど言われると気になるランキング

トップ3の発表です。


《第3位(同率)》「今年の1年(新人)って〜」

ありましたね。学校でね。「〜」のあとはだいたい苦言ですね。
中学生の時、2年生に言われた時に強烈な違和感を抱いたことをよくおぼえています。
「あれ?こいつら去年まで1年だったよね?『今年の』って言ってるけど、去年と今年しかデータないよね?」
そんなことを思っていたのに、自分が2年になるとつい言っちゃいそうになる。3年になったら比較データが『去年と一昨年(自分たち)』の2つに増えるから言いたくなるけど、言わない方がいい。多分言っていいのは長年勤めている先生くらいだと思うな。
でもさ、これってあれと一緒だよね。「最近の若者は〜」ってやつ。あれ言い始めたら「老い」だなと思うので気をつけつつ、次の同率3位の言葉は言っちゃうので気をつけなきゃと思う。


同率3位はこれだ!


《第三位(同率)》「◯◯(古い番組、音楽、流行語)って知ってる?」

きました同率3位。これは僕、とても言っちゃっているので反省。

10代〜20代前半は、散々言われてきたフレーズ。
「チェッカーズって知ってる?」「トレンディドラマって知ってる?」「定岡って元々プロ野球選手だったんだよ」「そっか、竹の子族とか知らないのか?」などなど。こんなのパッと思い出したごく一部。
若い頃の自分は、こんな質問を受ける度にこう感じていた。

「なんでそんなに確認したがるの?」

昔の話題を知ってようが知らなかろうが、どうでもよくない?過去の話そんなに楽しいの?え、しかも俺が知らない方が盛り上がるの?え、くだらな。そんなことより、今のコトを話そうよ。(この当時、まさか自分が言い始めるだなんて、夢にも思っていなかったのであった

自分が30歳越えると要注意。これを無意識で言い始めます。
「老い」を1周り下の子たちに露呈しているとも気づかずに、ジェネレーションギャップに盛り上がりシロを見出しているという盛大な勘違いをします。若者はこちらに注意なんて出来っこなく、ただただ愛想笑いをする以外道は残っていません。

僕はこれをよくやってしまっております。深く反省し、周りの大人がやっていたらそっと裾を掴んでゆっくり首を振ってみせます。


《第2位》「◯◯歳って、もっと大人だと思ってた(笑)」

でました。これも言っちゃいますね〜〜。ある意味、懐古厨が言いがちかも。「自分が子供の頃思っていたよりも子供」という主張。


歳を取るほど周りがこのコメントで溢れますね。「もっと大人」という非常にアバウトな表現しか出来ないうちは、あなたが「もっと大人」になることはありません。それと、あなたの体感年齢なんて知りません。

実年齢こそが、年齢です。

飲んだ時なんかに多いですね。深い話っぽい時とかにも出がちですね。
大人はまだ自分が子供であることを一生懸命アピールしたがちゃうんですよね。
アピールしても無駄です。中身がどれだけ子供だろうが、20歳越えたらみんな大人なんです。

残念ながら、僕はとても言ってしまいます。人が言うのは気になるくせに、自分もいけしゃあしゃあと言っているのです。最低です。

深く反省し、大人の自覚を持って生きようと思います。


映えある第1位は“トレンドワード”のこちら!


《第1位》「え?人めっちゃ多くない?」

トレンドワード!これは言っちゃいますね〜。
この自粛の期間、一番耳にする言葉です。

街に出るとき、耳をすましてみてください。どこからか必ず聞こえます。
それくらいみんな言ってます。老若男女言ってます。

ちなみに、今日の僕の街でも聞こえました。
聞こえた先は、僕の口でした。


なぜ、「人」の中に「自分」が入らないのだろうか?
人が多い=みんな自粛してない=ルール守っていない人多い

とでも言わんばかりのニュアンスが含まれております。

この言葉を口にする前に、一度深く深呼吸することをお勧めします。
深呼吸をしたら、自分に一度問いを投げかけてみてください。

「お前は今、どこにいる?」

その答えが「なか」でない限り、トレンドワードを口にすることは自粛することをお勧めします。


これほどわかりやすい、盛大なブーメランワードはなかなかないでしょう。


・まとめ

人のふり見て我がふり直せ」とはよく言ったもので、他人がやると気になるくせに自分では無意識にやってしまう&言ってしまうことってよくあるなぁと感じます。

しかも大人になればなるほど、注意してくれたり叱ってくれる人はいなくなります。

口にする前に一度自問自答して、『周りの人が聞いたらどう思うか?』『自分がそれを聞いたらどう思うか?』を整理してから言葉を吐ける大人になりたいです。


おしまい。ちゃんちゃん。

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