INTJ-Tの就活記~総括

以前就活について記事を書きましたが、その続きです。

前回の記事については以下をご覧ください。


はじめに

大学三年生の時、INFJが就活をしてみたという体でどのように業界を選んでいくのか、適性はあるのだろうか?などと色々書いていましたが、なんと数か月を経てINTJになりました。

就活や他の実習などを経験して、価値観や物事への取り組み方が変わったのでしょうか、三番目のFがT寄りになったようです。記事の前提が変わってしまったのですが、真逆のタイプではないため、微々たることだと思います。

まず結果についてですが、記事を公開した少し前に最終合格を頂き、晴れて内定が決まりました。

本当に頑張りました…!お疲れ私。

長かったです。三年生になる前から勉強を始め、一年と少し続けてきました。その道のりについて書いていきます。


公務員になろうと思ったきっかけ

職業を選ぶ際、大学でやっている学問に関連しているものを選ぶ人は多いと思いますが、私はどんな仕事をしたいかで学部を選びませんでした。

学びたいものという観点だけで決めたので、特に将来何になりたいということはいくらでも変えられたのです。

大学を選ぶ際に「教職はとりなさい」と親から言われていたので「教員」という道は開かれていましたが、わたしはそれで本当にいいのかと思っていました。確かに高校の時の弁論発表会では他国の教育制度を交えたものを発表していましたし、ずっと興味はありましたが、適性はどうなのかと。

ただ、企業勤めではないなとうすうす感じていました。公益性が高めで、教育関係にできれば勤めたいと義務教育を受けていた頃には考えていたので、それも含めると教育行政なのかなと思い、公務員を目指すことにしました。

国家から地方まで様々ですが、その種類はさておき。
いつから勉強と対策を始めたのかを書こうと思います。

公務員試験の勉強と対策

大学二年生の冬、公務員対策の講座を受講し始め、国家~市役所、それに類する団体職員などの勉強に取り組みました。

都道府県庁や国家公務員レベルを視野に入れるとなると、専門試験が必要なので、そこがまず大変でした。教養試験だけなら5教科を広範にしたようなものなのですが、専門試験は学部で専攻しているのならいざ知らず、全く取り組んだことのない科目ばかり。

法学、経済学など…正直難しかったです。覚える量も果てしなく、少しずつ取り組むというよりは気合いでゴリゴリやっていく方がやり方は近かったように思います。特に法学は一回問題演習したのに次の分野をやっていたら忘れていたなどの現象が起こりました。

記憶は弱いものなので大人しく繰り返し演習をやっていきました。(しかしすぐ忘れる)

教養試験は専門試験の法学・経済学と分野が被っている部分もあるため、そこはカバーできました。
世界史や地理など高校の時に履修していなかったものも苦戦していましたが…


私の勉強法としては以下の通りです。

テキストで知識をインプットした後、問題集に取り組む

答え合わせをして解説を読み、間違えたものの中で数的処理のような問題は数日後(数週間後)に再び解く

たまに模試で本番の形式で解いてみることの繰り返しでした。

また、電車などの移動時間で暗記科目の本を読むなどしていました。

時間を有効に使うためには自分で勉強時間を確保しなければなりません。勉強をしていくにあたって、わたしは予備校とのダブルスクールではなく通信の動画とテキスト中心だったので、自分で計画を立てて取り組まなければならず、自律が大切でした。できる人は短期集中でも合格していますが、コツコツ進める方が得意な人は計画をきちんと立ててそれを確実に実行する方が良いです。

公務員試験は大抵一次試験に筆記試験があり、そこに合格しなければ二次試験に進めないのです。その一次試験の中でも専門試験をものにするのは大変だと思います。時間がたっぷりあるならば独学でもできるかもしれませんが、予備校などに通った方が良いと思いました。

勉強時間は人より少なかったような気がします。公務員試験勉強にどれくらい時間が必要か、と考え始めるときりがないので自分が使える時間をできるだけつぎこむのがよいのではないでしょうか。

筆記の勉強の他には面接試験などがあります。自治体によってはプレゼンテーションなどが科されるところもあります。それらの対策は大学のキャリア支援の支援員の方々に手伝っていただきました。また公務員講座の対策パックにも面接練習・ES添削などがありましたので、そちらも大いに利用しました。そういった大学内の支援サービスの他にも、ハローワークで面接を見てもらえたりするそうです。私は利用しませんでしたが、お近くにある人は見てみてもいいのではないかと思います。

自分が使っていた教材・インターネットサイト、YouTube

私は公務員講座を通信で受講していましたが、一時期独学でもできるのかと調べていました。市販の教材を買ってみたり、Youtubeで活用できないものがあるか試していたりしていたので一部を紹介します。

適性検査対策のWEBテスト〉

公務員試験の中でも市役所・県庁などは民間の試験を使い、WEBセンターを利用することがあります。大手の就活サイトでは定期的に問題がアップされるなど、役立つコンテンツが多いです。

Youtubeチャンネル

自分に合った動画を探したいと思っていた最初の頃に使っていました。効率のよい解き方を見つけるのも試験対策には必要なので参考にしてみるとよいのではないでしょうか。

暗記コンテンツも多く、勉強のやる気が出ない時に使って気分を上げるために使っていました。

教材

基本的には公務員講座のオリジナルテキストと付属の問題集を使用していました。
大学二年の時にどのような問題が出るのか知りたくて、地方上級レベルを一冊買ってみましたが、問題が少なくてあまり使いませんでした。大体はこのレベル感なのだなと確認できたのはよかったです。

数的処理が絶対苦手になるだろうと思って初級本も買っていましたが、これもあまり使わずでした。

教材は吟味したほうがよいです。あるだけではやりませんでした。私の所感としては、講義動画がセットになっていた講座テキストがあれば、初級程度の基礎問題に戻らなくとも解けたので、大学受験レベルの学力で十分いけそうです。


自己分析

インターンシップや就職試験の前に、ESや自己紹介カードを提出しますが、そこで「あなたはどのような性格ですか」と何度も問われました。「他人にどのような人だと言われますか?」と面接では訊かれますが、自分はどんな人間かということを見つめさせる質問には苦労しました。

そんなときに出会ったのが16personalitiesでした。16個のタイプに分かれていますが、気分や場面によっても変わるため、「このような時にはこのタイプになりやすい」など、ある程度は把握しやすくなります。

自分がこうありたいという理想も被せて答えてしまう可能性はありますが、活用してみてよかったと思います。
(理想を答える、について、「このタイプになりたいからこう答える」と考える人がいるのですかね?ツイッターでこの意見を見ていて疑問に思いました。私は無意識のうちに答えてしまうという場合を想定しています。)

自己分析2

自分は大学のキャリア支援を利用したと書きましたが、他人との対話を通して自分が何を思っているのかを整理することが多かったです。
自分はどちらかというと色々なことに考えを巡らすことが多いと感じていますが、それを整理することが人から見ればできていないそうで、人に話してアウトプットすることで形にしていきました。

アウトプットは友達を相手にしてもいいですが、友達は多少の遠慮が入ってしまいますし、実際の面接官は年配のベテランの方々の方が多いので、自分を見てもらう時には、より年齢が離れた相手にやってもらった方がいいと思い、支援員の方にお願いしていました。

添削・深堀りしたもの
・エントリーシート、面接カード(志望理由、ガクチカ、行きたい部署、趣味特技…etc)

ガクチカ、志望理由は分かりますが、
趣味について「なんでそれが好きなの?」と訊かれるとは思いませんでした。意外と答えられませんでした。何となく考えていたことのひとつひとつに理由をつけていく過程が面白かったです。

色々深堀りしてもらうことでイレギュラーな質問にも面食らうことがあまりなくなり、自分をさらけ出すことに慣れていきました。

学生相談もたまに利用していました。就職関係の人には相談しづらい時に話しに行けてよかったです。


就活は完全に長期戦です。四年生なので講義も減り、人と話すことが少なくなりました。そんな時に人生を賭けた(?)活動があるのでメンタルも弱り気味でした。話をしっかり聞いてくれる大人がいるのは心強かったです。


以上、私の就活記録をご紹介しました。就活は大変なこともありますが、自分を知る良い機会でもありました。来春、立派に働けるように今後とも精進していきます。

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