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30代からの風邪予防5ヶ条

妻子からプレゼントをもらった。こう聞くとなんともほほえましいのだけれど、その中身が感染性上気道炎、つまりは風邪だと言ったら途端にご愁傷様ムードになる。

結局、咳のおさまらない妻を病院に行かせて、多少マシな僕はハナタレの長女をもりのようちえんへ送り届け、現場打合せへ向かう為に快速電車に乗りながらこれを書いている。

特に幼児のいる家庭の場合、免疫の弱い幼児が保育園などで風邪をもらってきて体内で培養されてからお引越ししてくる事が多い。これは防ぎようがないので、ある程度はうつされる覚悟も必要である。

なってしまったものは仕方ないのだけれど、気づけば季節は初冬を迎えつつあり、今年も風邪やらなんやらの疾患が流行する気配を感じはじめた。

社会人なりたて一人暮らしの頃は風邪なんて寝りゃ治る感じだったが、残念ながら35年使った体はアップデートされることもなく色々とソフトもハードもガタが出始めている。

おまけに風邪をひきやすくうつしやすい幼児がいる家庭を5年近く運営してきたので、予防方法はある程度意識するようになった。ほんと、子供が生まれて衛生意識はだいぶ上がったと思う。

まぁ、風邪をうつされてから風邪予防のnoteを書いている段階でお察しではあるけれど、本来なら先手で打つべきだったことを塊根と共に記しておこう。


【30代からの風邪予防五ヶ条】
①とにかく手洗いとうがい
②水分はオーバー気味に摂取
③首とおなかと足を冷やさない
④マスクに加湿器で乾燥対策
⑤最終的には栄養・睡眠・運動

①とにかく手洗いとうがい

ほとんどの場合は飛沫感染か接触感染、つまりはクシャミや咳から感染するか、同じ食器を使ったりして感染する。密室で病人と一緒がヤバいので、満員電車なんかは危険地帯だ。

このもらいウイルスを予防するには帰宅時の手洗いやうがいを徹底し、ドアノブなどの素手で触りやすい箇所をこまめにアルコール消毒をするのがいいらしい。

ところが、感染症の中にはアルコールに耐性のあるやつ(ノロウイルスなど)もいるので、そのときは薄めたハイターなどで除菌する必要性がある。症状によってはハイターじゃなきゃダメなのでちゃんと調べよう。

また、室内のホコリも細菌やウイルスの温床になるらしいので、こまめな掃除と空気清浄機を使うなどの室内環境を整えるのが有効。

ちなみに、うがいに関してはいきなり喉で水を鳴らすと口の中の雑菌ごとうがいすることになるので、最初は口をゆすいで吐き出して、そこからうがいをした方がいい。


②水分はオーバー気味に摂取

感染経路のほとんどは粘膜、つまりは喉だ。そして温度が低く乾燥している方が風邪などは感染しやすいそうだ。

なので、常に喉を潤しておく位のつもりで水分摂取に励むのがいい。とりあえず冷たいのはダメで、基本はホット一択である。

殺菌効果のあるカテキンの含まれる緑茶がいいとか言いたくなるが、僕はもっぱら麦茶か水だ。なぜならノンカフェインで娘たちも飲めるから、家族の飲み物のベースが麦茶だからだ。

ひきはじめなら生姜を少し削りいれた紅茶にハチミツを入れたものなんかが効くと思う。それで効かなかったら素直に病院へGoだ。



③とにかく体を冷やさない

人体の免疫力は色々な状況で鈍くなるのだが、疲れたときや寝不足の時はもちろん、体が冷えている時も弱まるらしい。

逆にいえば体を温めて、免疫力が本来のポテンシャルを発揮できるようにしておけば風邪はもらいにくいという事になる。

この時大事なのはなるべくでかい血管を温めること。つまりは首、腹、太ももになる。

この時期に生足で外に出るおっさんはそういないだろうから、守るべきは首と腹だ。ネックウォーマーとハラマキを買おう。


④マスクに加湿器で乾燥対策

マスクは実はウイルスを防ぐにはスカスカすぎてほぼ意味ないらしいのだが、精神的な安心感と加湿の意味では有効だ。

水分摂取のところで乾燥がヤベェと言ったように、鼻づまり→口呼吸→無防備な喉が乾燥にやられて防御力が大幅ダウン!この状況は危険信号だ。

とにかく本丸は喉と体温維持なので、加湿器やマスクで徹底的に喉を守ろう。

ちなみに加湿器は超音波式よりも煮沸式のがクリーンでオススメだ。


⑤最終的には栄養・睡眠・運動

それが足りねぇしとれねぇから風邪ひいたんだよ!と言われそうだが、最終的には栄養・睡眠・運動がいちばんの予防薬だ。

栄養は言わずもがなだが、うちでは風邪のひきはじめのヤバい感じがする時はミカンを食べる事にしている。ビタミン感があって少し気がまぎれる。

睡眠は他の仕事は後回しにしてでも寝よう。今の2-3時間をとるか、悪化してあとの数日間をとるかの話だ。

運動は普段からよく歩いたりがいいらしい。なんでも適度な運動は記憶力の改善や知的労働のパフォーマンスにも良い効果を発揮するという研究報告もあるくらいなので、しないよりやった方がいいだろう。やる時間をどう捻出するかはまた別の問題だけれど。



ここまで書いておいてアレだが、風邪になってしまったらもう諦めよう。喉の違和感を感じたらすぐに耳鼻科へ行ってしまった方がいい。

そして、初期段階なら簡単な吸入と投薬と睡眠であっさり治ったりする。こじらせると大変だ。前にぽこねんさんが教えてくれた葛根湯2包をお湯で飲んで寝るメソッドも最初なら効果的だと思う。

そんなわけで、ひきはじめの風邪に葛根湯を飲んでネックウォーマーを巻きマスクをして電車に乗っている。

打ち合わせへの片道2時間の移動が、つかのまの休憩時間だ。こうして見ると電車内のマスク率も上がってきていて、公共交通機関を使われる人は一層気をつけてほしい。

あ、水買うの忘れた。。。

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