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noteを始めたきっかけと、cakes有料会員になったワケ

最近ちょっとマジメなハウツー系とかノウハウ系を多く書いて来たので、ちょっと雑談でもしよう。

noteの毎日更新をはじめて1ヶ月が経過して、始めてみると案外なんとかなるもんだなと感じている。

日課として呼吸するようにできるのが理想なのだけれど、習慣化と惰性化は紙一重なので続けることが目的にならないようには気をつけたい。続けられればなんでもいいワケじゃない。


そもそもnoteの毎日更新をはじめたきっかけは自分のチューニングの為だ。気持ちの調律であり、忙しさのバロメーターであり、知識や技術を公開して反応を見ることで自分がズレていないのかを確かめるのが目的だった。

実際、僕の知識や技術はここ15年〜20年ほどで培ってきた物なので、中には時代の変遷であまり役に立たなくなって来ているものもある。

とはいえ基礎的な部分の確認で書いているデザインの筋トレがあれだけ拡散して褒めてもらえたということは、やっぱり簡単に取り組めて効果の出そうなものが人気みたいだ。


この毎日更新にする前、僕はnoteはROM専=いわゆるアカウントあるけど読むのが専門という使い方だった。読む専門だったのは、実はある時期にSNSがきっかけで広がった仕事先とトラブルになり、色々なことが嫌になってSNSを一切やめていたからだ。

発信すること、挑戦することで一度そこそこ大きな失敗を経験して、痛手を負った。信頼関係の崩れるダメージは思った以上にしんどくて、仕事や生活へのモチベーションが崩壊した。

そのトラブル相手は別れ際に「この業界から消してやる!」というような脅迫をしてきたけれど、僕は今日も業界から消えることなく淡々と仕事ができている。狭い業界なのでその人とはどこかで出会う可能性はあるだろうけれど、そのとき自分がどういう反応をするのかは正直全然わからない。


でも、SNSを見ない=Facebookやtwitterやinstagramをやらないと言っても、インターネット上のコンテンツは見ていた。

仕事上でも必要だったし、インターネットがまだダイヤルアップ接続だった頃からやっていたので今更ない生活には戻れそうもなかったし、日常ではまず関わることのない誰かのblogを読むのは興味深い暇つぶしになった。


そんな時にBarBossaの林さんの記事をYahooか何か経由で読んだ。

飲食店のオーナーさんってお店に立っている場合は仕込みに閉店後の整理整頓や材料の仕入れ発注と実はかなりの重労働だ。そんな中できちんと情報発信をするのは大変だし、ましてや超夜型の典型である現役オーナーバーテンダーさんが書いているというのが気になった。(しかもゴーストライターではなく、ご自身で書かれている!)

結局、その文体の適度な距離感や内容のフランクさに心を掴まれて林さんの本を2冊買った。そして、noteで林さんが連載(?)というかコラム的なものを書かれているのを知ってnoteに登録して読み始めた。たぶん2年前くらいの事だと思う。


その後、cakesでの林さんの連載も読むようになったある日。ふと目に止まったcakseにしては珍しいマンガの一コマをクリックしてみた。

はじめて見たときはマンガにしては雑な印象の、ネームみたいな絵だなと思った。しかし内容は同じデザイン業界のお隣さん的な存在である広告会社とアートの話っぽく、勢いとリアリティのあるセリフまわしに引きこまれて無料公開分を全部読んでしまった。

それが、かっぴーさんの左ききのエレンだった。

結局、無料公開の部分では満足できずに、過去にさかのぼって全部が読みたくなってcakeの有料会員に登録した。フリーミアムモデル、無料公開作戦にまんまと引っかかったワケだけど、今では満足度の高い月額500円だと思っている。

余談だけれど、デザイン業界やクリエーターとして働くことに憧れたり目指したいなら左ききのエレンは超オススメだ。名セリフの連発であり、挫折や葛藤の部分はなんども頷いてしまった。


そうしてnoteで色々な人の投稿を読んだり、cakesでエレンの連載を追うのを楽しみにしつつ過ごしながら、自然と緩やかなSNSへのリハビリをしつつ2018年3月に35歳の誕生日を迎えることになる。

そこから僕は毎日更新をはじめるワケだけれど、その話はまた明日。

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