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インターネットを不幸にする3つのコンテンツ

1年ほど前に、「インターネットを幸せにする3つのコンテンツ」というnoteを書きました。

これはわりと真理をついていると思っていて、要約すると以下の3つがだいじです。

「あなたの代わりに調べておきました」
「あなたの代わりに狂っておきました」
「あなたの代わりに代弁しました」

この3つは、善意や賛意の再生産を促すので、結果的にインターネットが平和で便利でおもしろい方向へと進む...と僕は思っています。

でも、光があれば影もある。

今日はそうじゃない、わる〜いインターネットの使い方のお話です。

インターネットを不幸にする3つのコンテンツは、悪意を再生産し、全体の向上ではなく限定された資源を奪い合い、搾取し、騙し合う。

世紀末ヒャッハー!な方向への進路です。

なので、今日のお話は悪用厳禁!こういう使い方もあるよっていう認識をして、予防策としてお使いください。


インターネットを不幸にする3つのコンテンツ

では...いきます。

まず、インターネットを不幸にする3つのコンテンツは、不幸にすることが目的ではありません。不幸になるのは結果であり、目的はぜんぜん別だったりします。

ただ、そのアプローチの方法が副産物として大量の不幸を生み出しやすいのです。


1.恐怖や不安を煽る系

ド定番のコンテンツの王道です。言うこと聞かなきゃあんた死ぬわよ!です。

不安解消はマーケティングの手法の1つとしても使われることがあり、使い方次第では悩みや不安をやわらげ解消するポジティブな行為です。

しかし使い方を誤れば、過度に恐怖や不安を煽って不要なものまで買わされたり、大金をセミナーに払ったり、謎のツボを買ってしまったりします。

これは知っておかないとまずいよ!と情報商材を売りつけたりするのも有効ですね。悪いなぁ。


2.嫉妬や射幸心を煽る系

簡単にフォロワーを増やしてあなたも週2日の仕事で月収100万円!みたいなやつです。

楽して儲かって幸せになりたいよね?という、人間の射幸心につけこんで攻めます。

また、合わせ技で「隣のあの人はこんなに楽して儲けちゃってますよ?あなたはやらなくていいの?」な〜んて、うらやましいグヌヌ...とさせてみたり。

僕も楽して儲かって幸せになりたい、グヌヌ...


3.憎悪や憤怒を煽る系

あなたが損をしているのは〇〇のせいなんです!とか、あなたの適正な市場価値を今の職場はわかってませんよ!なんていう風に、敵意を植え付けて怒りや憎しみを焚きつける方法です。

ハマりやすい人、キレやすい人、他責思考の人はこの方法で攻めると勝手にヒートアップしてくれます。

いわゆるSNSでの炎上時に群がっちゃうのもこのタイプが多く、見る場所からだと悪を糾弾する正義のヒーローに見えたりするのが恐ろしい...


仮想敵を仕立ててそこに敵意を向けるのは、権力者の常套手段。

わが社の売り上げが悪いのはライバル会社のせいではなく、実はマネジメントの問題だったりするんです。体良くそこから目をそらしつつ不満をガス抜きするのに使われたりもします。


無意識な悪意の再生産に注意!

ここで紹介したケースは、実は日常的に無意識でやってしまっていることもたくさんあります。

どうせインターネットという道具を使うなら、やっぱりより平和に便利におもしろく使っていきましょう。

今日のアレコレ、悪用ダメ絶対!ですよ。

これ使ってくる人は距離を取りましょう!
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