外見コンプレックスの私、ボディコンテストに出るってよ3
幼少期から外見コンプレックスをこじらせまくっていた私が、ボディコンテストに出ると決めるまでをまとめています。これまでのお話はこちらから↓
外見コンプレックス克服のためにやると決めたこと
私は、外見コンプレックスを乗り越えると決め、取り急ぎ今見えている課題
単純に撮られ慣れていないのでカメラの前でどうしたらいいかわかっていないこと
身体が丸くなっていたり顎周りがもたついたりして、イメージよりさらに劣化している自分を写真で確認するのが嫌だと感じていること
を解決するために、撮られ慣れ修行と本気のボディメイクに取り組むことにした。
当然、変化を嫌う脳はめちゃくちゃ嫌がるし、当の自分もかなりストレスを感じる。だけど、「もうこんな自分はいい加減、変えたい」という自分のリクエストに答えるためには、やってあげるしかないのだ。
撮影される機会があれば(嫌でも)とにかく手を上げることにし、コーチング後ここまでの半年間で8回の撮影会に参加した。加えて、本気の自撮り会(1回数百枚の写真を撮って写りを吟味する)も3回主催した笑。
そうやって、短期間に”撮られる”という経験を凝縮することで、少しずつ、カメラに捉えられることが怖くなくなってきた。
そして、ボディメイクの方は、パーソナルトレーニングを開始。
過去の経験からボディメイクはおろか、ダイエットも筋トレも1人では続けられないことがわかっていたので、早々にプロにサポートをお願いすることにした。
トレーナー選びは自己肯定感をも左右する
だがしかし。実は昔、男性パーソナルトレーナーによるウエイトトレーニングで身体を痛め、トレーニングを続けられなくなったことがあった。
さらに、「摂取カロリーより消費カロリーが少なければ痩せるよ」みたいな元も子もないことを言うセミプロ男性達の乱暴なアドバイスを聞いて、結果が出ずに心が折れたこともあった。
その度に私は「やっぱり私にはできない」という思いを強くしていったのだが、今思うと、この人たちには共通点がある。
ホルモンの変化や根本的な筋肉量の違い、個人や年齢による代謝サイクルの違いなど、細かいことは一切考慮せず「自分がうまくいった方法」(または自分がうまくいくと信じている方法)を提示するだけで効果測定や振り返りがないのだ。(これ、コーチングの世界でもよくある話で、コーチがクライアント自身を見てないと起こる)
結果が出なかったことは自己責任ではあるのだけど…正直、「男と女は違う」という思いと、男性トレーナーに対する猜疑心ができてしまったことは否定できない。
ちなみに、これまでお世話になった女性トレーナーは(メンタルも含め!)こちらのコンディションをよく考慮してくれる方達ばかりだったから、きっとご本人達もホルモンの波に苦労されているのだろうと思う。
ただ、サロンの目的が本格的なボディメイクではなかったため、今の私が求める成果には少々物足りない気がした。
(どうでもいいけど、過去にトレーナーにお世話になりすぎな笑 いかに、私がこれまで満足のいく成果を出せずに挫折し続けてきたかがよくわかる…)
引っ越していたこともあり、今回は新しいジムを探すことにした。面倒臭い客になることはわかっていても、問い合わせの時点でこれまでの背景を全て伝えた上で、とあるジムのカウンセリングを受けることにした。
結果、めちゃくちゃいいトレーナーに出会えたのである。
カウンセリング後の初めてのセッションを受けたあと、その細やかさに感動した私は、ずっと更新していなかった健康系アカウントに思わずこんな投稿をしていた。
私が思う、仲間になってもらいたい人
この時決めたトレーナーは、私の体の特性を考慮した上でトレーニング種目を考えてくれ、”許容範囲内で”最大の負荷がかかるように調整してくれた。
すると、めちゃくちゃスムーズに結果が出はじめ、当初のゴールであった『体脂肪率20%未満』も5ヶ月後にあっけなく達成してしまったのである!
この経験で、男性トレーナーどころか「トレーナー」という存在そのものに対して、ガラリと認識が変わった感がある。
ちなみにスタート時の1月では体脂肪率が27.1%あり、十の位が1になったことは、これまでの人生で(かなり細身だった時も含めて)一度もなかったので、自分で目標を立てておきながら自分が一番驚いた。
そして、ここからが本題なのだが…
実は、このジムのカウンセリングでは、上記インスタ投稿に登場しているオーナートレーナーと、その後、実際私を体脂肪率20%未満まで導いてくれた担当トレーナーの2人が対応してくれていた。
その時2人から、「大丈夫です!必ず結果を出しましょう。そして、タッカーさん(純ジャパですが私の本名です笑)、もしかしたら半年後くらいにはボディコンテストに出てるかもしれませんよ!それくらいのポテンシャルがあります」
なんて言われて「まさかーー笑」と、3人で笑ったのである。
そして、上記インスタ投稿には後藤さんから
「めっちゃ楽しみですね!自分の身体が変わるのをみて、そのうちコンテスト出てみたい!ってなるかもしれませんね(泣笑マーク)」
というコメントまでついていた。
これを投稿した時点の私は、「自分は外見コンプレックスである」という思考を握りしめていて、外見をネタに人前に立つどころか、集合写真に写るのさえできれば避けたい、と思うような人間だったのに。
しかし、種は撒かれていた。
その後、「コンテスト」という言葉は何故か頭の片隅に残り続けたのだ。
表層的には、体脂肪率は落としたかったし、外見コンプレックスは克服したかったけど…正直、半裸(水着とかそれに準じたウエア)でステージに上がるなんて恥ずかしすぎると思っていたし、できっこないと思っていた。
そもそも私は、人と競うことが嫌いだ。
一度、体脂肪率が20%代前半まで下がった時(過去1番少ない体脂肪率と並んだ時)に、「8月までに体脂肪率が20%切ったらコンテスト出場考えます」とトレーナーに言ったことがあった。
その時は正直「この辺が自分の限界だろう」と思っていたし、まさか体脂肪率が19%以下になるなんて思ってもみなかったから言えたのだが…予想に反して身体は早々に反応した。(これまで何やってもダメだったのが嘘みたいだ…)
2ヶ月も前倒しで数値目標を達成してしまったのだ。
それならば…
もう、
やるしかない!
そうして私は、ボディコンテスト出場を決めた
一番メジャーで、私でさえ名前を知っている「BEST BODY JAPAN2022」。現時点で、東京も山梨も長野も関東もすでに大会が終わっているので、10月の首都圏大会に照準を合わせてチャレンジすることにした。
正直、未だにエントリーのこととか、ポージング&ウォーキング練習とか、ウエアや靴の購入のこととか、とにかく具体的なことを考えると吐き気がするくらいドキドキしてしまう。
こうしてnoteにすることも、トレーナーや極々一部の人に「大会出るよ〜」っていうのとは全然違う緊張感がある。
怖い。。
書類審査で落とされたら?仮に通ったとして予選で落ちてステージに立てなかったら?ステージに立てたとして他の人の横に並んで見劣りせずにいられる?自分に負けて最後まで整えられなかったら?人からなんて言われる?どんな目で見られる?そもそも、こんな私を見てみんなは何を思うだろう?…
弱気な声は勢いを増して頭の中をいっぱいにする。
(バカにされたくない)
気を抜くと、瞬時に馴染みのこの感覚が湧いてくる。
いっそのこと誰にも言わなければ傷つかないじゃん?そんな考えが頭に浮かぶ。
…でもこれって、自分にはできない、やれない前提だ。それは、コンプレックスを乗り越えようとしている人が採用する思考ではないので却下。
とにかくやると決めたから、やるのだ。
一度も超えたことのない『体脂肪率20%の壁』も超えることができたのだから。自分が勝手に「できない」と思っている制限を、自ら外しにいく。
noteに公開する理由は、弱気の声が(バカにされたくない)をす〜ぐ、最優先事項に戻そうとするから!笑 あえて不特定多数に知ってもらってバカにされる可能性をオープンにすることで、無意識さんにはもう諦めてもらおうと思う。笑
「私は痛みを避けることより、自分自身の希望を叶えにいく方を選ぶからね」と、自分への宣言だ。
そして、その私をこういう形でサポートしてくれているあなたに感謝です。読んでくれて本当にありがとうございます
補足
私がお世話になっているのは、山梨県は甲府市にある(家から片道1時間!笑)B3FIT<ビースリーフィット>というジムで、トレーナー紹介のページを見てもらえれば精鋭ガチのマニア揃いだということが、一目でわかってもらえると思う。笑
でも実は、入会する人の9割は運動初心者らしい。「できない」人に寄り添って導いてくれる、そしてもちろん成果も上がる!めちゃくちゃ頼れるパーソナルジムである。
2年間お世話になり、身体の基礎作りを指導してくれたのはマイちゃんこと和嶋真以さん。2021年、『ミセス・インターナショナル』世界大会の42年の歴史史上で初めて、日本人入賞者となってしまったすごい人だ。(あのTarzanにも取材されてて、今更だけど本当すごい!驚)
私は当時、今よりメンタルが安定してなくて、カウンセリングを受けにマイちゃんのサロンに行ってるのかな?と思うこともあったくらい…心身ともにケアしてもらって未だに大感謝である。
最近はエンタメに主軸を置いていて、さらにめちゃくちゃ楽しそう!マイちゃんのショーを見たいという人は是非フォローを。
そして、私の久々のインスタ投稿で「コンテスト参加」を予言していた後藤さんは、実はマイちゃんの旦那さんで、めちゃくちゃ腕のいいストレッチマジシャン。
元プロボクサーの日本ランカーで、ちょうど私がストレッチでお世話になっている時に「ボディコンテストに出る準備してるー」と言っていて、その後準優勝していた。なんて夫婦だ。
同い年でインプットが異様に細かいところが似ていて、毎回施術中の会話がめちゃくちゃ盛り上がった。ストレッチはマジで神業なので、本当にみんな1回くらい受けたらいいのに、と思う。
最後に、私の挑戦はこちらのアカウントにアップしています!フォロー&応援してもらえると嬉しいです!よろしくお願いします
アーティストがその感性を磨くがごとく、自分の輪郭を顕に生きることに情熱かけてます。共に自分を生きようぞ