藤本正樹：JCIで中高生向けに異文化交流についての講演・ワークを行いました。

　2024年5月25日(土)午後、JICA市ヶ谷セミナールームにて公益社団法人日本青年会議所主催で藤本正樹氏のグローバルユース国連大使育成事業講演会が行われました。
　この講演会では、日本全国からフィリピンやカンボジアへ大使として選抜された中高生30名を対象に、派遣先の文化理解や交流のコツを研修することを目的として、藤本正樹氏の海外経験の講演やグループワークが行われました。学校を中心としたグローバル理解の講演経験が豊富な藤本正樹氏にとっても、今回の企画はチャレンジングな機会でした。

　当日は、生徒たちが自身で調べてきたことを発表したのち、藤本正樹氏は現地で直接撮影した映像や写真を元に、今回テーマとなった２カ国だけでなく他の類似した地域との比較も交えながら、現地の生の経験を講演しました。質疑応答では政治問題から現地の食事事情、感染症や貧困層の子供達、麻薬の問題まで多様な質問がありました。休憩時間になってからも熱心に質問に来る生徒の姿があり、受講者の関心が高いことが感じ取れました。

後半は衣装も着替えて臨みました。アフリカ南部の民族衣装で、現地では沖縄のかりゆしのように、市役所など公的な場でも着られているものだそうです（忙しい中、スタッフの質問にも丁寧にお答えくださいました）。「自分の目で見たもの、感じたもの」を大切にする藤本氏ですが、限られた講演時間の中で少しでも多くの情報を聴講者にとの工夫が伝わってきます。
子供達のグループワーク中も真剣に様子を見ながら、声掛けをしていました。

藤本正樹氏は、120カ国巡った経験から学んだことを世界に興味を持つ皆様へ伝えています。
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