理屈は分かるけど、どうも腑に落ちない(その1)

子どもの頃、「石油は、あと30年か40年で掘りつくされてなくなってしまう」という話を何度も聞かされた。その後、40年以上経つが、もちろん石油はなくなっていない。状況によっては、意図的に "減産" するというニュースを耳にするほどだ。いつの間にか石油資源が有限という話をまったく聞かなくなった。

もちろん理由の想像はつく。当時見つかっていなかった新たな石油資源が見つかった、探索技術や採掘技術が大きく進歩した、エネルギー利用の効率化が進んだ、石油を使わずに済む技術の選択肢が増えた...といったことだろう。

それにしても、その当時、こういったことは予測できなかったのだろうか?もしかしたら、"但し書き" の中で、状況よってはもっと長持ちするかも、とこっそり書かれていたのを見逃していただけなのだろうか?

自分の勝手な思い込みだったのか。どうも未だにすっきりしない。

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