「味の素」が欲しくなる | 「料理研究家のくせに「味の素」を使うのですか?」(著:リュウジ)
こんにちは
イデアレコードの左川です。
今までリュウジのバズレシピをいくつか作ってきたけど、家に「味の素」がなくて、そこだけ省いていた。それでも料理は美味いと感じていた。ただX(twitter)でのつぶやきを見ているとただならぬ「味の素」に対する強烈な愛を感じるので、本書を読んでみた。
想像以上に「味の素」について本格的に書かれていて驚いた。うま味調味料とは何なのか、その歴史や偏見に対する変遷、そして使い方から安全性などを丁寧にまとめられており、アンチ「味の素」に対する回答となっている。「味の素」論争に終止符を打つというキャッチフレーズは伊達ではない。
自分自身も「味の素」は健康に悪いというイメージに影響を受けており、家にはずっと「味の素」がなかった。居酒屋で「味の素」がかかったキャベツが出てくると、「化学調味料」の味だと思って食べるのを控えめにしていた。「無化調ラーメン」にこだわっていた時期もあった、そして、リュウジのレシピから「味の素」だけを抜いていた…。
そんな自分でも本書を読むと「別に味の素は悪くないじゃん」となってきた。そして、「味の素」が欲しくなってくる。そんなわけで、速攻「味の素」を買いに行った次第である。
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