【ターニングポイントとなった出来事1】相手の想像を超えることの重要性
こんにちは
イデアレコードの左川です。
これまで40年以上生きてきたわけですが、自分的にターニングポイントとなった出来事というのがあります。
自分自身の常識や固定概念を覆させられたり、何かが変わるきっかけとなったり…今回はその一つを紹介したいと思います。
大学卒業後、自分が就職したのは麻布十番にあったマーケティングを売りとした広告制作会社。3カ月のジョブローテーションを経て念願の企画セクションへと配属になりました。3つのチームがあって、同期の3名はそれぞれのチームへと割り振られました。
自分が入ったのはIさんという社内で少し変わり者のプランナーのチーム。
配属の日がちょうどチームの歓迎会となっており、夕方ぐらいにはチームメンバーでお店に行くとのことでした。
時間になり、ビルの下に降りました。
すると目の前にハイヤーが止まっていました。
運転手がドアを開けて待機しています。
「ん?」最初は一体どういうことなのか理解が追いつかず、ボケーっと立っていたのですが、車に乗るように促されます。
そして、ハイヤーはチームメンバーを載せて、新宿へと向かいます。
靖国通り沿いで止まり、四季の路へと入っていきます。
しばらく歩くと隠れ家的な一軒家が現れました。
そこが歓迎会の場所「茶々花」でした。
その後は普通に飲んで食べて楽しい歓迎会ではありました。
なんで「ハイヤーでわざわざ?」というのは未だに聞けずにいるのですが、
おかげさまで、この歓迎会は今でも心に刻まれています。
「企画」を仕事とするうえで、相手の想像を超えるものを提示することは非常に重要で、それを身をもって体感させてくれたのではないか、と感謝しています。
Iさんは生粋のプランナーでサプライズには事欠かず、七夕の日の飲み会で2メートルを超える本物の笹を持って現れたり、海外のクリエイティブエージェンシーに行って翻訳権を手に入れて帰ってきたり…数々の伝説があるのですがその話はまた今度…。
ちなみにですが、「茶々花」を歓迎会で訪れたのは20年ぐらい前の話ですが、お店はまだありますので興味のある方は是非!
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