レガシーなメルマガスタンドとモダンなLINEの活用

はじめに

レガシーなメールシステムとモダンなLINEのハイブリッドシステムが色々と活用ができるのでは無いかというひらめきを覚え書き程度にまとめておこうかなと思い執筆中。着地点として、どういった活用ができるのかという事をまとめておき、あとから開発のアイディアとして具体化できる程度のまとめ具合にしようと考えている。

目的

目的1)メルマガスタンドとLINE配信スタンドの特徴について考える
目的2)メルマガを送るタイミング、LINEで訴求するタイミングを考える
目的3)ハイブリッドシステムは何をハッピーにしてくれるのか

上述した内容をこのノートの目的としておき、派生するアイディアがあればそれを膨らせれるようメモしていこうと思う。

目的1)メルマガスタンドとLINE配信スタンドの特徴について考える

メルマガを配信できることの強みとしては、スタンドに登録をしてくれた人に対してこちらから情報提供をすることができるという点が強みになると思います。しかし、その反面メールマガジンの既読率というものが全体配信をして1%といった数字が出ているのも現状です。

つまりこの事実を考慮するとメルマガは開けてもらえないということになります。ただメールを一方的に送信してしまっているという事と同じ意味かもしれません。

では、メールマガジンを配信するという目的に立ち返って情報を配信するということの意義を考えていきましょう。

そもそも、マーケティングをするという事で始めた情報配信ですが、あなたの知識を代償としてユーザーを獲得&売上を上げるという事が第一の意義かと思います。

それ以外の意義としては承認欲求を満たすためとかはありますが今回は商用システムの事を考慮しているので、2番目の意義は考えずにいこうと思います。

知識をお金に変えるという事を目的にメルマガ配信やLINE配信をしたいということでスタートしましたが、メルマガの開封率が極端に少ないというのは、メールで発信できる情報に対して内容の精査や読ませるためのシナリオができていないのでは無いかという作り手である貴方自身のアプローチを見直すという事から始めると良いかと思います。

メルマガはあくまでも手段であるため、見てもらうための仕掛けや媒体による情報の量・質というものを変更していく必要があると思います。

さて、目的1を議論するための前提条件が上述した内容であるという事を踏まえて次はLINEの配信スタンドについての捉え方について伝えます。

LINEは現代社会におけるコミュニケーションツールです。メールに置き換わったと言っても過言ではありません。また、メールでは実現できなかった高い開封率はスマホ社会における世代チェンジとも言えるでしょう。

ただ、レガシーなメールシステム・モダンなLINEシステムという構図で理解できる2つのプラットフォームの関係ですが、LINEの利用人口は1億人そこそこと考えてもメールの利用人口は数十億人という母体数の違いが明白です。

ですが母数が多いという事と開封率が高いことが比例しないことはやはり運用側の頭を悩ませるところではあります。
ただ、ここで言えることは、媒体のファン獲得能力が高ければ母数が少なかったとしても読者さんは反応を返してくれると考えています。

けど、これは配信する内容が皆が知りたいことだったり需要があることだったり、興味を持ってもらえる内容である必要があります。

さて、ここでLINEの既読率の高さを見ていくと、メールより高めでありアクション=誘導をすることが容易という構図が見えてきます。

ではメールに対して優れている点というのは既読率だけなのでしょうか?いいえ、私は違うと思います。

スマホというプラットフォームがあるため、サイトへの誘導がワンタップでできてしまうということです。この誘導はメールでも可能だという視点もありますが既読数の多さはメール<LINEとなります。これはLINEのプラットフォームに完全に依存する形になりますが、媒体の強さとユーザーが既読をする数に対してはメールマガジンより優位となっていると思います。

この優位な点を用いてLINEを活用するとメールマガジンを主軸としたマーケティングが打てることになります。

主軸はメールの配信、副軸としてLINE配信が既読率という観点と期待する行動に誘導する観点から2つのプラットフォームの特徴がつかめたかとおもいます。

あとは具体的にメルマガでは何を配信するのか、LINEでは何を配信するのかは台本を書いて話題を振り分けて考えていくのが最適だとおもいます。そういった話題は自分自身で考えましょう、という訳で次のセクションへ移ろうと思います。


目的2)メルマガを送るタイミング、LINEで訴求するタイミングを考える

自分が持っている情報をお金に変えるというスキームがメルマガ配信だったりLINE配信にあるとするなら、自分が配信する情報を適切に読者へ届ける必要があるかとおもいます。

これが訴求のタイミングです。フランス料理のコースを注文しているのに、メインディッシュが前菜とタイミングで出てくるのがオカシイのと同じ様に、読者に対する温度感を図りながら盛り上げていくという配慮が情報配信者には必要かと私は考えています。

これは一言で言ってしまうとタイミングということです。

全体設計を考慮するということが今回の覚書のテーマなので、どういうタイミングが適切なのかという仮説を立てていこうと思います。

1)読者が情報を見るタイミング=スマホを見ている時
2)読者が情報を見ていないタイミング=スマホを見ていない時

こういった二項対立を考えた場合、明らかに1)のタイミングで配信するほうが既読率が上がると考えるのが論理的であると思います。

ただ、この1)のタイミングはどうやって判断するのかということですが、答えを先に述べてしまうと(1つのアプローチですが)読者が登録したタイミングで情報配信をすること。

これに尽きるかとおもいます。なぜなら、登録をかけた時間というのはそもそもスマホを触っていた時間帯なのですから。

たまたまという事もありますが、だいたい七割くらいの確率で、その人達の活動時間≒登録時間にあらわれてくると思います。

この特徴を逆手に取ってやると、配信の適切なタイミングが把握できるというわけです。

目的3)ハイブリッドシステムは何をハッピーにしてくれるのか

さて、目的3は1と2で考えた、機能に対する意味合いとか小手先の技術に対して、根幹的にどういったことがこのシステムを使うことによって解決するのかorシステム的に効率化が図れるのかというこを考えていこうとおもいます。

A)システム化を図ることの恩恵
B)読者がよく見てくれるものは何かを察知する能力
C)事前に読者の行動のレールが引けるシナリオ構成能力

システムが私達をハッピーにしてくれる3つの大きな理由は上記の項目かと考えています。Aに関しては言わずもがな、サービスを使うことでメールマガジンの内容やLINEの内容に集中できるようになることを目標にしています。

Bに関しては、シナリオ構成能力=日本語のくみたてであったり、話の順番を考える能力が試されます。これは話題を途切らせないという情報配信者側の努力につながります。人が知りたい話題を提供できるのは、需要を満たせるものだと私は思います。

Cはというと、自分が情報提供をすることによって、読者が取りうるであろう行動を事前に予測をして、取りうる行動の随所に読者がハッピーになってもらえる仕掛けをするといった事を実現する能力になります。

これは情報配信に対して慣れが必要である上にBに挙げたシナリオ構成能力を高めた結果得られる副産物のようなものになります。あくまで応用事例になるわけですね。

こうした視点を持ち合わせる情報提供者になれれば、情報を配信する側で十分食べていけると思います。

(了)

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