茶店をめぐる冒険と浅草・千束ワンダーランド その4 田原町・ギャラリーefのこと

国際通り沿いにあるホテルから、国際通りを隅田川の下流に向かって15分ほどあるくと田原町に至る。

会社員だったころ、このあたりに営業に来たことは何度もある。当時と大きく違うのは、外国人観光客に出会う頻度だろうか。

田原町での打ち合わせの前に、時間を潰せる場所を探して裏道を一本、二本入ったところにギャラリーefはあった。

一瞬、何屋さんだかわからなかったが、れっきとしたカフェである。

https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13272672/

下町の一角に何気なくある店なので、油断すると通り過ぎてしまう。

コーヒーも美味しかった。

明るい店内に、美しいタイルが映えるなかなか凝った装飾である。お店の方に聞いたところでは、もとは焼き鳥屋さんだったところを引き継いで、壁の色を塗り替えて今の姿になったのだという。

焼き鳥屋さんにしては随分おしゃれだとは思うのだが、たしかにダクトに焼き鳥屋さんだった頃の面影をわずかにみとめることができる。

確かにカフェとしては不自然に大きくて広い換気扇だとおもう。

浅草の表通りは人も多くて気疲れする。という方には、路地裏のカフェ巡りは案外楽しいかもしれない。

浅草に限らず、いつもと違う場所に足を伸ばすなら、チェーン店より個人店に入ってみるのもいいんじゃないだろうか。ちょっとした旅先の冒険としては手軽でいい。