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2023.1.9(日・祝)ねぇねぇ紅白歌合戦振り返り⑧~HIROさんと彩世ゆりさん

HIROさん「感謝の言葉に感動」

Eijiさんという人は仕掛け人なのかもしれない。「HIROさんが出たいって言ってますよ。」この一言から始まったのだ。

菅田将暉さんの名曲、♪虹 は、STAND BY ME ドラえもんの映画主題歌で、歌い上げるシーンが多い。ドラえもんのストーリーを知っている人なら、ドラえもんを未来に返してあげるため、頼りないのび太君が一生懸命ドラえもんを安心させる姿を想い出してしまう。その友情に大人でもウルウル来てしまうのだ(大人だからかもしれない)。

まずもって、初めてと思えないくらい、曲出しのタイミングは出演者の方の中でピカイチだった。矢野淳一さんの曲紹介ももう素晴らしすぎた。
歌が未知数のHIROさん。始まってから正直、ちょっと感動した。HIROさんが「歌が上手かった?」と訊かれると、少なくとも菅田将暉さんではなかった。ただ、歌詞も含めて一生懸命な歌声に感動してしまった。
曲終わりでのインタビューで、「思った通りに歌えたか」と訊かれると、「緊張しまして」と遠慮がちに答え、おそらく素直な感情だとおもうのだが、「こちらに出場できたのも、いろいろな方々のご協力があったからだと思います。本当にありがとうございました。」、選曲理由は「人間関係で温かい思いになれる曲」を届けたくて選んだと述べた。こういう思いで今回参加してくださった方がいるという事は本当に製作者冥利に尽きる。そして彼を紹介してくれたEijiさんはじめ、支えてくれた彼の周りの人々に改めて感謝したい。素敵な心のこもった歌声をありがとうと。

▲HIROさんの歌声は上から再生!「♪虹」


彩世ゆりさん「プロの仕事とまさかの心配り」

まずは謝罪しなければならない。読みにくい台本でごめんなさい!と。
ゆりさんのキャッチコピーが「巷(ちまた)のジュリー」となっていたので短いイントロで頭からタイミングを合わせたら絶対に入ると思っていた。
巷を恵子ねぇが港と呼んでしまい(巷と港はさんずいだけなのにえらい違う)読み直していたので結果歌いだしにかぶってしまった。凡ミスではあるのだが、これは私の台本にも問題があった。これも今だから言えるのだが、巷をあえて「チマタ」と書かなかったのは、「マタ」をいじってしまうかもしれないと思ったからだ。オープニングの「また開いたら」(これは本番紅白の橋本環奈さんが言っていたのだが)も、しっかり面白くなっていた。
今回、彩世ゆりさんはこの後に出場するコマちゃん先生と共に、Clubhouse最大のクラブ・グローバル共和国さんからの推薦で出場していただくことになったのだが、もうこの時点で歌が上手い・プロの人という事になる。つまりいじっちゃいけないと思ったのだ。出だしにかぶってしまったのは本当に申し訳ないと思う。読みづらい台本であったことに恵子ねぇにも申し訳ない気持ちでいっぱいである。今からでもやり直せるなら台本からやり直したいものだ。

歌は予想通り、めちゃくちゃうまい。盛り上げ方も知っている人だ。
沢田研二さんの往年の名曲、♪勝手にしやがれ を熱唱。ゆりさんは、観客の楽しませ方を知っている。応じるように、グローバル共和国メンバーの方もアイコンとチャットで盛り上げてくださった。
出演後、何より驚いたのは、Instagramのライブである。彼女は映像のないClubhouseでメイクをしていた。それも宝塚の男性役のような容姿ではなく、昔ビートたけしさんがコントでやっていた鬼瓦権蔵(これでわかる人はおそらく40代後半以上)のようなメイク!これには度肝を抜かれた。ギャップありすぎやん!って思わず強めのツッコミをしたくなった。
私の知る限り、Clubhouseではちぃたらさんという志村けんさんの変なおじさんやバカ殿様のメイクをする友人がいるのだが、本番終了後のInstagramの二人の配信が強烈すぎて、夢に出てきた。
誰もが、舞台人・彩世ゆりのエンターティナーぶりに感動すら覚えたに違いない。

▲彩世ゆりさんの歌声は上から再生!「♪勝手にしやがれ」

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