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「美味しいね」が最高のスパイス(インターネット記事を見て)

僕のnoteはほとんどが食にまみれている。

僕は食べたり飲んだりすることももちろんそうだが、作ることも好きだ。ほとんど自分のためだけに作ることが多いが、日本にいれば人のために作るということも好きだ。

僕と料理については駄文

ご参照ください。

本日ネット記事をみていて、気になったこと。


この記事を読んで、「まぁ、そういう相手を選んだ自分自身にも落ち度はあるよね」という「それいっちゃあおしめぇだろう」的な点はおいておいて、一概にご主人さんだけが悪いのかな?との疑問も覚えたわけです。

ざっくりと読んだところ、概ね子育てに忙しい世代の主婦の方のご意見だと思うと、男性としては頭があがらない点もあるわけです。

元々、食に関して無関心な類な人間に対して「おいしい」や「どうやってつくったの?」とか「今度もつくってね」とか「こんな美味しい料理を毎日作ってもらえて僕は幸せだ」さらに「愛している」という言葉まで食事中に引き出すことは難しいでしょう。

以前、別のネット記事で

「『今日は残業で遅くなって晩御飯今からつくるので遅くなるけど、晩御飯何がいい?』って旦那に連絡したら、『簡単なものでいいよ。とんかつとか』って返事が返ってきて・・・・」

というようなことを発端にして同じく女性陣がご自身の旦那連中を吊し上げるという記事を拝見しました。

とんかつなんて簡単なものじゃないですよね。面倒ですよね。油の処理まで考えて、終わった後の壁と床、人によっちゃ換気扇まで掃除しちゃいますよね。

簡単なものか・・・・

無関心だから言えるメニューですね・・・・

無関心の対象は「調理」に対してなのか「食」に対してなのか「人」に対してなのかはわかりません。総じて自身で料理をされない男性が吊し上げられるパターンが多くなります。

女性が家で料理を作り、家事をする。男性が外で稼いでくるという生活をしていて共同生活も長くなると忘れがちになるのがお互いがお互いに敬意を払っているかどうかという点ではないかなと思うわけです。

例えば専業主婦で家事育児をこなしている奥様に対する敬意だけではなく、仕事の内容である家事育児に対する敬意も男性諸君は持たなければならないでしょう。

反対に、やはり専業主婦の方々も外で仕事をされてお金を稼いでこられる旦那様個人に対してだけでなく、旦那様の仕事についても敬意を払うべきだと思います。

さきほどの、記事を読んでふと思ったのは、「この奥様方は自分の旦那様の仕事に対してどれくらい知っているのかな?どれくらいお金を運んでくるということに感謝しているのかな?」と。

料理が出てくるのが当たり前。

お金を運んでくるのが当たり前。

これだと歩み寄りようがないですよね。「なにいってんの、私は旦那の仕事には敬意をもっているし、尊敬している」という方でしたら大丈夫じゃないかな、と個人的には思います。

男は言われなければわからない生物だと言われます。

「どうしたの?最近食事の時もずっと黙ってうわの空で食べているけど、仕事大変なの?」と聞いてみてください。多分、93%は余計に腹が立つ結果となると思いますが、7%は少しは改善できる可能性があります。(僕の希望的観測値)

人間、無関心でいられるより、関心を持たれた方が、相手のことも関心が出てくるものです。

女性は総じて話したがりが多い気がします。(僕調べ)

ですので、自分の話を聞いてほしい気持ちをぐっとこらえてまずはきいてみてはいかがでしょう。

と無責任なことをいっていますが、人に対して料理を作っていて何も感想がないことはやはり腹が立ちますし、作る気はなくしてしまいますよね。

この記事を読んで真っ先に思い出したのが、

「お腹すいているからなんでもおいしいわ」と食べていたとある女性です。

「こいつには絶対今後一切僕が作ったものを食べさせない」と心に誓いました。仲間内で宴会をしてそれぞれ担当して料理を作ったので、僕だけが料理を作ったわけではありません。何人かはその発言に「え?」という顔をしていました。

本人は美味しいということを表現したいだけ、悪気はなかったのだろうと思われますが、なんて人の神経を逆なでする表現なんでしょう。そんなんだったら黙って食べてくれていた方がましです。

僕の場合、僕がこんなんですので、彼女が仕事で忙しく、僕が先に家に着くようだったら帰りに買い物をして僕が作ることが多いです。あるいは彼女が買い物だけ済ませてくれていて僕は冷蔵庫を見て料理をします。

先ほどの「簡単なもの、とんかつでいいよ」なんて発言は僕ならしないでしょう。僕なら「かつ丼あるいはカツ煮にしよう」僕はかつ丼は苦手です。

「僕が出来合いのカツを買って帰るから、玉ねぎきって、卵といてまっていて」というでしょう。

僕は家で作るとき、彼女がいれば手伝って一緒に作ってもらえることも多いです。あるいは、キッチンに椅子を持ってきて僕が料理を作っている姿を見ながらにやにやとビールを飲んで、たまに僕が鶏に餌をあげるように味見がてら彼女の口の中に食材を放り込んだら喜びます。

「私作るよ」「いや、僕が料理するから、他の家事やっていて」と他のことをするように仕向けてもすぐに自分の席にもどってにやにやと僕の姿をみてビールを飲んでいます。

二人で食べ始めると、「おいしい~」「きゃぁ~」「しあわせ~」と喜んでくれます。「これどうやってつくるの?」と聞いてくれます。

大切な人が喜んでくれるからやはり楽しくてうれしくなりますよね。

少し多めに作って僕がいないときでも僕の料理が食べれるように餌付けしました。

注※ 彼女はけして料理ができないわけではありません。料理がとても上 手なのですが、僕がいないときは自分一人のために料理ができないタイプなのです。ということを最後に申し添えておきます。






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