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日本人の誇りをNYで探す

たまたま日本に生まれて、日本で育ち、当たり前のように暮らしている私たち。

街にゴミが落ちていない、公共のトイレは至る所にあって、しかも綺麗。
財布を落としても自分の手元にそのまま戻ってくる確率は、諸外国に比べたら圧倒的に高い。
地下鉄が安全で、女性が夜道を歩いても特に問題ない・・・・・・

今回は、日本人の私たちが日本人であることの誇りを、もう一度考え直すチャンスとなる、ある映像のお話をしたいと思います。

この映像に出演されている方は、日本で「子ども達が憧れる素敵な大人創り」をミッションに、未来ある子供たちが、生きていく喜びや、何かにチャレンジしていく精神を大人の生き方を通して育みたいという思いから、大人の幸福な生き方を探求し、会社として活動を行っている稲垣沙織さんです。

この映像を語るうえで大切なもう一つの背景。
それは、沙織さんが「粋な女子道」という、大人の幸福な生き方を探求し、粋な大人を創るための講座とコミュニティを運営されているということ。

今回の映像のテーマは、

「挑戦」と「粋」の美意識、
そして外から見た日本の美しさ。

テレビ番組「アナザースカイ」の映像を担当されていた作家さんとの出会いから、ニューヨークでの撮影が行われ、見事に「挑戦」と「粋」の美意識、そして外から見た日本の美しさが形となって表現されている映像になっています。

この映像を見て感じたことを、見ていない方に伝えてどう感じていただけるかが、今回のわたしの挑戦でもあり、この映像を見てみたいと思っていただけるようなご紹介ができたらと思い、レビューをお届けいたします。

良かったら、最後までお付き合いください。


まず感じたことは、色々な国がある中で「日本に生まれてきたことへの誇り」を直感的に感じました。

冒頭のように、当たり前の環境となっている毎日の生活ですが、これほど豊かで、暮らしやすく、色々なことが整った場所はもしかしたら日本だけではないか?と思ったのです。

同時に私たち日本人が使っている、この日本語。日本語は、世界まれに見る高度な言葉だと言われています。他のどの言語にも似ておらず、日本語の語源も分かっていないような複雑な言葉を、私たちはいとも簡単に読み書き話しています。

もしかしたら日本語そのものに、他の国では得られなような、高いレベルの精神性が宿っているような気さえしています。

実は、日本人として生まれてきたことは、とてもとてもラッキーなことではないだろうか? そう思えてきました。

だからなのか、この映像を見た時に、魂が揺さぶられる感覚になり、このままボーっと生きているわけにはいかないと思わされたのです。

私たち日本人のDNAには、「粋」の美意識が確実に宿っていると感じていて、それは、当たり前のように体に染みついているから気がつかないだけで、普段、生きていく中でで普通に「粋」の精神性で過ごしているように思う反面、

目まぐるしい世界の変化の中で、日本人が忘れてしまっている大事な何かをどこかに置いてきてしまっている氣にもなっているのです。

その何かが、この映像の中に大きなヒントとなって、私に問いかけている気がして、涙が止まらない状態になったのです。

海外の方が、日本の文化や歴史にインスパイアされて、日本に携わり日本人以上に日本を感じて生きておられる方も少なくありません。

この映像に登場される3組の方は、ニューヨークで日本にまつわるお店を経営をし、そのインタビューが収録されているのですが、皆ストレートにシンプルに日本を感じて生きておられていて、これがもしかしたら私たちが忘れている何かかもしれないなと思いました。

インタビュアーの沙織さんは日本語で、答える方々は英語で、その間にはもちろん通訳さんがいらして、映像にも日本語のテロップが流れるわけですが、沙織さん曰く「言葉の壁を超えて、心が通い合う瞬間があった」とおっしゃられています。

「粋」の美意識は、語らずとも、海外の方にもそのマインドが宿っていて、心で話すことができるし、心の奥のコアの部分では繋がっているんだろうなと映像からも感じ取れました。

他にも映像全体のクオリティの高さや、映像の美しさ、沙織さんが最後にされている質問の答えから感じる深いつながりなどもっと語りたいことがたくさんあります。

この映像を通して、どこかに置いてきた忘れ物を探し、私たち日本人が、今できることに挑戦していくことを自分がまず率先して行動したいと思いましたし、その背中を多くの大人や子供たちに見ていただき、何かを感じ取ってもらえたら、私の使命が果たされるような気がしています。


この映像は、一般でも購入して見られるようにシステムを整え中とのことなので、見たいと思っていただけたら、発表をお待ちいただけると嬉しいです。

それでは、また。


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