【勝手にお仕事ナビ】しゃべりの仕事その①
どんな仕事にも面白さがある。どんな仕事に就こうか悩んでいる人のために少しでもお役に立てればと、キャリアコンサルタント・元人材派遣業界の私が、個人的見解で勝手に色んな仕事について解説します。ちなみに基本は福岡ローカルの話です。
放送業界が長かったのでまずはその辺りから攻めて行こうと思います。まずは「しゃべりの仕事」から。
■民法テレビ局・ラジオ局のアナウンサー
まず思いつくのはテレビのアナウンサーでしょう。「局アナ」とは放送局の社員ですが、実は社員でないアナウンサーもいます。例えばニュースを読むアナウンサー。基本は局アナが出演しますが、土日祝日や深夜早朝のニュースについては、実は派遣のアナウンサーであることが多いのです。それはつまり、正社員の残業代が高くつくのでという企業側の理由です(良し悪しについては論じませんが)。ですから、局アナの夢が捨てきれなかった人は、派遣会社の登録をすることもアリです。
局アナは、ニュース以外にも色んな業務があります。情報番組のキャスターやレポーター、番組のナレーション、放送局が主催するイベントのMCなどもあります。
もうひとつ放送局による大きな違いがあります。それは、ラジオがあるかないかの違い。テレビ局の中でラジオもあるRKBとKBCについては、当然ラジオ番組があります。ラジオは自社制作率が非常に高いので(テレビは全国ネットがほとんど)、アナウンサーの出番はとっても多くなります。
■スポーツアナウンサー
他にスポーツ中継のアナウンサーもいます。RKBとKBCはホークスの全試合を中継するので、シーズン中はスポーツアナの出番が増えます。スポーツの実況中継というのは、アウンサーの中でも結構特殊なスキルが必要なので、誰でもできるというものではありません。どうしてもスポーツアナがやりたいと、全国の野球中継のない局から転職してくる人もいるほどです。(もちろんサッカーやゴルフなど野球以外の中継もありますが、福岡では年に数回でしょう。局によってはないかも)
■DJ・ラジオパーソナリティ
ラジオだけの局(FMなど)には正社員のアナウンサーは少数です。その代わりご存知のように、フリーのパーソナリティが山のようにいます。この人たちはオーディションを受けたり、しゃべり以外の目立った個性があって番組に呼ばれたりすることが多いです。
フリーですから番組ごとの契約ですし、ほとんどの場合が半年契約です。テレビもラジオも、半年ごとに番組改編というのがあり番組が続くのかどうかが決まります。その時期になると多くのフリーのパーソナリティたちは、契約更新になるかどうか戦々恐々としています。
ちなみに福岡の民間放送局は、地上波テレビ5局、AMラジオ2局、FMラジオ3局、それ以外にもコミュニティFMとかケーブルテレビなどがあります。
■NHKアナウンサー
忘れてましたがNHKもありますね。NHKも正社員のアナウンサー(全国転勤あり)の他、地元の契約アナウンサー、1年契約のリポーターもいます。リポーターは毎年募集してますので、興味ある方はチャレンジしてみては。
アナウンサーの仕事を紹介しましたが、しゃべる仕事はアナウンサーだけではありません。続きは後日。。。