オーストラリアで学校の先生よりもサポートスタッフの方が実は大変!?
オーストラリアで学校の先生になる前は、School Support Officerという仕事をしていました。
この仕事、呼び方がいっぱいあるんです。
Learner/Learning Support Officer、Teacher Aide、Education Supportなどなど。
私がやっていたのは、授業に入り込んで生徒の学習支援。
詳しい仕事内容はこちらのnoteまで。
先生になってから、気づいたんです。
この仕事、先生より大変じゃない?って。
先生の仕事は、自分の専門教科を教えること。どの学年に何を教えるかは理解しているし、指導する学年も年度当初に決まれば変更はなし。
それに対して、サポートスタッフ(呼び名がたくさんあるので、ここでは統一してこう呼びます)は?
1、どの学年、どの教科もサポート
2、授業に入って、初めて知る授業内容
特に大変だった2つのことを挙げてみました。
1、どの学年、どの教科もサポート
学年と教科のリクエストは聞いてもらえたのですが、人員配置などの問題で、なかなかうまくいきませんでした。
基本的には、どんな学年科目でもサポートしなくてはいけませんでした。
数学やYear9(中3)くらいまでの英語なら、困ることは少なかったけれど、理科、歴史、地理などは本当に困りました!
理科は日本とやっている内容はほぼ同じでも、専門用語がわからない。やった内容とはいえ、忘れている。常に日本語で内容を確認して、英語を確認して・・・という作業をしていましたね。
2、授業に入って初めて知る授業内容
例えば、週4回の授業でも、サポートする生徒の数が多いと、全ての子の全ての授業に入り込めるわけではありません。
月火はAさんの数学。
木金はBさんの理科。
というように週の半分しか、自分自身は参加しない授業をサポートするわけですよ。
これ日本語であっても難しくないですか?
これを休むことなく、1日中やるんです。
年収は州にもよるので、一概には言えませんが、
フルタイムで$45000〜$50000ってとこではないでしょうか。
※2023年末のレートでだいたい430万〜480万くらい!?
一方で、新任の先生はフルタイムで年収700万ほどはあります。
▽詳しい先生の給料の話はこちのnoteまで。
この仕事量と給料は完全に見合ってなかったなと、今となっては思います。
とは言え、私のようなオーストラリアの教育システムを知らなかった移民や子育て中の方や教職を志す学生さんにとっては、かなりオススメなお仕事だと思います。
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