地方のコワーキングスペースの生存戦略、岩手県盛岡市にあるコワーキングスペースもりおかを使ってみた。盛岡のコワーキングスペース | OFFICE PASS探訪記
こんにちは。日経でOFFICE PASS担当をしている菊地です。
OFFICE PASS探訪記では、OFFICE PASSで利用できるコワーキングスペースを訪問し、その魅力や感想をご紹介します。
今回は首都圏を抜け出し、地方まで足を伸ばしてみました。岩手県の盛岡市にある「コワーキングスペースもりおか」に訪問しました。
基本情報 [OFFICEPASS利用者向け]
オフィス名 : コワーキングスペースもりおか
住所 : 岩手県盛岡市大沢川原3丁目1-1 東ビル1階
最寄り駅 :
・盛岡駅 徒歩8分
利用可能時間 :
・平日 : 8:00~21:00
・土日 : 9:00~19:00
・祝日 : 9:00~19:00
電話番号 : 019-681-7313
HP : http://co-morioka.jimdo.com
最新の利用可能時間や今現在の空席状況はこちらよりご確認ください。
オフィス内の様子
利用者とオーナーとの距離が非常に近いリモートワークスペースだと感じました。施設のアメニティに頼らず、起業マインドの高い人達がここのオーナーの周りに集まっています。新しいビジネスを発信する地場として機能していました。
コワーキングスペースもりおかについて
コワーキングスペースもりおかは2014年に設立しました。設立当初は岩手にコワーキングスペース自体知られておらず、このようなサービスがあることを岩手のみなさんに紹介したいという思いからこのスペースを作ったそうです。
オーナーは岩手県沿岸部の出身であり、東日本大震災の体験者です。そしてその年末に東京のコワーキングスペース事業を視察し、盛岡にコワーキングスペースがあれば、沿岸の復興支援活動の拠点にできるのでは、との思いからの設立も理由の一つだそうです。
今は復興支援の拠点よりもコワーキングスペース従来の使われ方にシフトチェンジしていて、地域に根付いたリモートワークの拠点として在宅ワーク支援や起業支援に勤しんでいます。
しかし将来的に岩手県でコワーキングスペース事業を展開し続けるのが難しいとのこと。事業としての収益確保が難しく、スケーリングしにくいそうです。地方でのコワーキングスペース事業の難しさが垣間見えました。ここを拠点に何かしらの収益を上げるベンチャーが少しでも増えればいいとのこと。
過去にこのスペースの利用を通じて起業できた事業もいくつかあります。その一つを紹介してもらいました。「鉈屋町シェア工房」という民家を利用したコミュニティ施設です。
起業マインドを持った岩手県在住の方、このスペースでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。きっとチャレンジしやすい雰囲気を醸成してくれますよ。
OFFICE PASSについて
OFFICE PASS」とは、日本経済新聞社が提供するサブスクリプション型コワーキングスペース利用サービスです。今回紹介した「コワーキングスペースもりおか」を含む、全国250カ所以上のコワーキングスペースが月額固定で使い放題です。
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ではまた!