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旅のお土産について考えました・・・

去年の秋、京都を旅している時に、あんまり手が冷たくて手袋を買いました。
京都のものではないけれど、
京都の新風館のbeamsで、あれこれ迷って買った物です。

この手袋をするたびに、
新風感のワクワクする構造、
その手袋をして訪れたお寺のひんやりした空気、
一緒にいた人の顔・・・
京都の旅が蘇ります。

ということは、
お土産は、名産品である必要はないのよね!
と、突然気がつきました。

日々使いたくなるような、気に入った何かを旅先で見つけたら、
それがお土産!
だってそこに、
旅の思い出がちゃんとつながっているんですから。

もちろん、
それが旅した土地ならではのものならなおいいけれど、
そこがなかなか難しいことは皆さんも経験済みのはず。
なんちゃら塗りの手鏡とか、なんとか織のポーチとか。
使わないけど捨てられない困ったちゃんグループ入り・・・。

土地のものだからという理由だけで、
お土産を買ってはいけない・・・
これをくるっとひっくり返しただけなんだけど、
私にはびっくりな気づきでした。

思い出してみると
「なんで?わざわざここで買わなくても!」
「札幌に帰ってからでも買えるんじゃない?」と
買いたい気持ちを消火したことが何度もありました。
出会っていたのに・・・もったいなかったな・・・。

今度からは、迷わず買うことにしましょう。
旅の思い出をちゃんと蘇らせてくれる
お気に入りのその品物と、
そこで出会ったことに感謝して。



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