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ねーねー知ってた?その部下は向上心がないんじゃなくてスペースが足りないだけかもよ。

本業はマネジメント支援です。
主に組織力を爆上げする為にできることを社長と相談しながらやっています。

爆上げって言っても、すぐには現れないからちゃんとそこを理解してくださる経営者の方としかできない仕事ですが。。

あとは経営者の方に自分も変わる必要がある!って思ってもらわないと難しかったりもします。
だって組織で一番影響力を持ってるのは経営者だから。社長が黒と言えば、白と腹の底では思ってても黒のていで組織は動くのです。
その時のパワーの少なさと言ったら想像に難くないですよね💧

で、今日はスペースのお話です。
2ヶ月ほど毎週面談をさせていただいているマネージャーさんがいらっしゃるのですが、彼は自分の許容範囲を超える仕事への嫌悪感が凄かったんです。

それはできません。
それはやる意味があるんでしょうか?
おっしゃることは分かりますが時間がありません。
それは難しすぎて僕にはできません。
などなど。

だって時間ないし!
今でも仕事でパツパツで、部下のクライアント全然把握できてないし!これ以上何かやれとか言うのやめてくれー!
っていう状態でした。

向上心のなさ、改善する意欲のなさが組織として問題になっていた人でした。

でもしかし、ここにきて
「難しいだろうけど、ストレッチポイントだと思って頑張りたい」って言ったんです。

え?って聞きなおしそうになりましたが。。
ご本人の口から発言されていました😭

この2ヶ月で対話し続けたことはたった2つ。

1.ひたすら聴き続けること。
否定せずに本音を話さる場所を持つ。
ネガティブな気持ちを持っても許されることを体感してもらう。

2.意図を考えること。
この仕事は何のためにやるのか?
この組織は誰の何の問題を解決したいのか?
ステークホルダーはその時どう感じるのか?
質問を重ねて、自分の頭で考える時間を取る。

この二つを続けることで
「降りてきた指示をこなさなくては評価されない!」の恐怖でいっぱいだった心の中に

自分で考えていい
失敗してもいい
間違えてもいい

という心のスペースができ、頑張る勇気につながったんだと思っています。

心のスペース
言い方はちがうけれど、同じ考え方は7つの習慣にもマインドフルネスにも含まれています。


あと一歩、自分でこの状態をマネジメントできるようになったら、最高にカッコイイマネージャになっちゃうんだろうなー♪

「あの人はダメだ」からの変容。
人間の可能性って本当にすごいし尊いし、必然。

あなたの組織のダメダメな部下は
部下がダメなのではなくてスペースがないだなのかもしれません。
そしてスペースを与えられるのはあなた次第なのかも😏

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