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【漫画でマインドフルネス】もやしもんと夏の空
暑いですね。
洗濯物がカラッと乾いて、熱い風が吹いています。
洗濯物を取り込もうとして、
空を見上げたら、なんて素敵な雲!
物語が始まりそうでワクワクしてきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1688024905800-g0G2zwWRul.jpg?width=1200)
雲ってゆっくり、確実に動きます。
昔ね、もやしもんって漫画を読んていたんですけど、沖縄に行く回があったんですね。
その時の話を思い出しました。
「もやしもん」を簡単に説明すると、菌が見える主人公の男の子が農業系大学で、愉快な仲間や先生達と送る学園生活を描いたストーリー。
発酵にまつわる真面目な話とのほほんとした日常と…そんな内容なのですが、
たまに菌たちの生き方や発酵の歴史を通して、人間としての在り方や生き方を考えさせられる場面が出てきます。
さて、そんな漫画に、夏の農業実習で沖縄に行く回があるんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1688035232611-dcHb51QpMF.jpg)
海で一騒動あって、一件落着したあとの場面です。
波打ち際で浜辺に集まって、みんなでワチャワチャと騒動について語っています
そこで、沖縄回のメインキャラの女の子(島を案内してくれる)が、石垣島の旅行客は予定を詰め込みすぎで、「これではじゃぁ、充実した時間とは言えない」と言うんですね。
(確かに、私達は結構、旅行行くと予定を詰め込んでしまいがちですよね。ディズニーなんて開園から閉園まで遊び尽くすイメージです。)
そこで、主人公は「それじゃ、良い時間の使い方って何なんですか?」とその子に聞くんです。
そこでメインキャラの女の子が、言ってたセリフが印象的で。
「私のやり方でいいですか?」
と、女の子は浜辺に腰を下ろします。
眼の前には広い海、
広くて青い空、
空に浮かぶ大きな雲…
泡盛を小さな盃に入れて、
「今みたく、泡盛持って浜辺に来るでしょう?」
「そしたら決めるんです
あの太陽があの雲にかかるまで、
一杯をチビチビ飲もうって」
ゆったりと、今ここの感覚を大切に
海と自然とお酒を味わう。
なんて贅沢で、良い時間なんだろう…。
そんな誰からの評価も、損得や勝ち負けも、ぜーんぶ取っ払って、
今ここ、神様のくれた美しい恵みを味わう。
このシーン、なぜか印象に残っていて、思い出したら、改めて読み返してしまいました。
今日は、何も考えず、ゆっくりと、雲を見つめながらアイスコーヒーを、チビチビ飲んでみることにします。
その前に、まずは洗濯物を畳まないと。
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