ある日、付き合っている彼氏の自宅へ行くことに

人々よ。

伝説のスリ師を祖父に持つ主人公の華。

祖父のみならず、両親、兄弟、祖母、一家揃って泥棒一家。

そんな中、華だけは堅気。

図書館司書として真っ当に働いていた華。

ある日、付き合っている彼氏の自宅へ行くことに。

その玄関に飾られていた家族写真は、兄弟、両親、祖父母、ペット、一家揃って桜の代紋、警察一家であった。

ある日、華の祖父が殺される。
事の発端は50年の前のある事件がきっかけで。

両家族の過去が複雑に絡み交錯する。

二人の行く末は...

非常に面白い一冊でした。

後半、ページをめくるスピードが増して行くのが自分でも分かる。

久しぶりに爽快なミステリでした。

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