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<お米バンクプロジェクトVol.4>新米の寄付を行いました!

こんにちは!一般社団法人オフィスkiyoharuです。
気が付けば11月も半ば。北杜市は紅葉のシーズンが終わりに近づき、八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳が冠雪する日も出てきました。
寒いですが、きんと冷えた空気の中で見る山の景色もまたいいものです。

さて、お米バンクプロジェクトは前回記事に書いたいくつかの課題もなんとかクリアし、いよいよプロジェクトのゴールの一つである新米の寄付を行いました!

今回のnoteでは、寄付先であるフードバンク山梨さんへの納品の様子、
そして新米の配布の様子についてお伝えしていきたいと思います。

お米バンクプロジェクトとは?詳しくはこちら

新米を納品しました!

前回記事にも書いたように、今回前払い先であるこぴっとさんから私たちの元に納品されるお米の量は53袋(1,590kg)。

北杜市で生産されたお米なので、一部は地元で活用できるようにと3袋分だけ残すこととし、50袋(1,500kg)のお米をフードバンク山梨さんに寄付しました。

本来であれば輸送・精米・袋詰めのコスト等も加味しなければいけませんが、今回は大口の寄付受入の体制が整っているフードバンク山梨さんのご厚意で、玄米を北杜市まで受け取りに来ていただき、そこから配布までをフードバンク山梨さんにお任せすることになりました。

お米の納品を行ったのは11月2日。
フードバンク山梨の職員さん自ら2トントラックを運転して、こぴっとさんまで取りに来てくださいました!

50袋のお米。積んでみるとこれだけの量になります
「パレット」と呼ばれるお米を運ぶための荷台に載せたお米を、フォークリフトで積み込みます。
無事に積み込み完了!
フードバンク山梨さん、こぴっとさん、オフィスkiyoharuのメンバーで記念撮影。


納品時にフードバンク山梨さんからは「受領書」「食品の提供・譲渡に関する合意書」を受け取りました。

「受領書」は、認定NPO法人に物品で寄付を行った際の税制優遇を受ける場合、物品を時価計算した金額が寄付金控除の対象となるため、その証明書として使用することができます。
税制優遇については、次回の記事で少し詳しくまとめたいと思います。

「食品の提供・譲渡に関する合意書」は、寄付する食品の品質確保や保存について、また適正な配布について等の事項を定めたものです。

寄付者が安心して寄付を行えるように、また食品を受け取る人の安全を確保するために、様々な工夫がなされていることがわかります。

いよいよお米の配布です!

さて、納品から約2週間後の11月19日。
フードバンク山梨さんで、さっそく今回のお米の配布が始まりました。

今回は、山梨県各地で行われる「乳幼児応援プロジェクト」で配布する食品セットの内容の一つとして、お米バンクプロジェクトで栽培した5kgの新米を入れていただくことになりました。

乳幼児応援プロジェクトとは、乳幼児がいる困窮世帯を対象として、申込を行った方に食品やおむつを配布するプロジェクトです。
詳しくはこちら

お米を受け取った方にもお米バンクプロジェクトのことを知っていただければと思い、取り組みについて簡単にまとめたチラシも同封していただきました。

箱に同封したチラシ
箱詰めの様子(フードバンク山梨さんより提供)
箱詰めの様子。すごい量の段ボールです!(フードバンク山梨さんより提供)

今回の乳幼児応援プロジェクトでは、県内から応募のあった222世帯に食品を配布したそうです。

箱詰め・発送や配布にも多くのボランティアさんが参加されたとのことで、多くの方の想いが詰まったプロジェクトであることがわかります。

フードバンク山梨さんのInstagramでも、乳幼児プロジェクトへの寄付についてご紹介していただきました。


無事にお米をお届けすることができ、私たちも一安心…と言いたいところですが、一年目の実証実験を終え、いくつか振り返っておきたいこと、まとめておきたい課題なども見えてきています。

次回以降のnoteに書いていきたいと思います!

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