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町医者的スタンス

え~私が小川真広です。頑張っていかなな言うてるんですけどね・・・・・ 
というか、開業ネタはとりあえずこれで終わりかな。
少なくとも言いたいことあるけれど100の言葉より1の体感の方がよく身に染みるのではないかと思いましてな・・・
実際、研修についても書士会実施のもののレベルが高いのにいわゆるセミナー(以下略)
おじさんもそこまで暇でないのだよ・・・・
頑張っていかなな言うてるんですけどね・・・・
そんなこんなではじめましょうか。

地方行政書士あるあるネタ

 ぶっちゃけると極度の専門特化は難しいと考えた方がいいかもしれないです。前の記事にも書きましたが風営分野に特化している先生は大抵よく見るのは東京、大阪、福岡、札幌というように地域が集中しているのが実際です。地方では多くがその業務の幅のウイングを大きく広げています。無論、地方都市の中で専門特化している方もいますがそれは地域特有のニーズにとがらせた結果です。例えば地方都市の外国人業務についてはその街にできた外国人街コミュニティとの関係があったりですとかかなり特殊なケースなように思います。
 特段、前職でそういうものがない場合はぼんやりとした状況での開業が迫られると思います。

専門特化は難しくとも得意分野はあってもいい

 私のように風営や補助金ばかり謳っているのはじゃあなんなんだというとそれが自分のレガシーであり、育ててきたからなんですよね。
 風営についていうなら自分はゲーセンやアミューズメント施設運営管理会社にいた経験から風営についてはある程度知っているし、ゲーセンに限ればその経営、運営のノウハウについては知っているし、関係会社を融通することもできるのが強みですし、息長くこの分野は訴求していこうと思います。
 所謂風俗店や飲み屋さんに強い人はいてもゲーセンに強い書士さんってこんなこと言うと僕だけなような気がしますが市場がニッチかつ衰退期なので頻度問題でいうとそこまでの高いニーズは見込めませんしね。(だからこそ、書士の立場だけでなく承継者という立場として何とかしてゆきたいですけどね)
 また、補助金業務は育ててきた自負はあります。手前味噌ですが特に小規模事業者持続化補助金は無類に強いですし、僕がかかわった案件9割は通したんじゃないかな。何よりも自分が小規模事業者持続化補助金の制度そのものが好きだからもあります。(もっとも今後は私が書くではなくて書けるようなパッケージを作ってゆきたいのが課題かな、必要に応じて私が添削と作成支援を行い本人が考え抜き書かせるスタイルにはしたいです。このnote もその布石です。)
 このような得意分野はもつこと自体はよかったのかなと思います。人と話すときにこのような得意分野から話が広がりますし、話す順序が定まりますしね。

地域に生きる書士としてーあくまで町医者的なー

 自分が参画している経営者団体(いうてもB〇Iではない・・・なんでカルト批判してるワシが〇NIなんかにry)で仲良くというか気にかけてもらっている方がいてほぼ毎日のように電話や遊びに来てくれる方がいます。
 齢は75を超えて、会社そのものはもうご子息に譲ってはいるのですがともかく熱い。
 実際こういうこというんです・・・・

 実際、泣きましたよ。この言葉がどれだけうれしかったことか。
むしろ確かに風営はこれからも追及し続けるけどこのような事務所にしてゆくのがこの2023年の目標です。
 もちろん都市部においては専門特化もありでしょう。ただ、地方都市の中で生きる書士の雑感としては比較的ウイングを広げながら地域の事業者を支えて行けたらと思っている次第です。
 実際、補助金そのものがこういう分野にもつながるのでそのスタンスは開業当初からありましたけどねw

こちらは実際に私の事務所の投稿ですが、実際、補助金の相談受ける中で事業のほころびが見つかり別の形での支援に舵を切ったり、必要な許認可の取得という流れになるのが多いです。
 実際、風営メインの事務所うたったくせに補助金きっかけに入札参加資格申請や契約書作成、建設業許可へと話は広がりましたしね。
 このようなスタイルで行くのが私のスタイルかと思います。風営は事業承継も併せながらし、書士として許認可・契約書作成など法務的なコンサルをメインとしながらやっていこうと思っている次第です。
 無論スタイルは個々人によって多種多様なので一概には言いませんがせっかくとった資格ならそれに即したビジネスを営んでゆきたいですよね。
 もちろんそれを弛まず結果が出ずとも焦らずに・・・
頑張っていかなな言うてるんですけどね・・・・

最後にー大切なことは中村主水から学んだ

 私自身、いわゆる金払ってのセミナーは受けていません。全て県会や日行連のセミナーや全て過去の家業での体験やサラリーマン時代の演繹です。
 無論セミナー受けることを否定はしません。あなたの自由ですがまず、自分でやろうと思った資格なら自分でいろいろ足を使い調べ勉強するのが筋ではないですか?
 同業がなぜ自分のノウハウをライバルとなりうる同業者に教えるんですか?
 まずは自分が何者かを知り、自分ができることを探すこのことが一番と思います。
 あくまでも仕事としてそして冷静にたゆまず取り組むことと思います。
 私の中でのディシプリンとしてこの言葉があります・・・・

「オレたちが銭もらって、人様のお命ちょうだいするのはオレたちの命と暮らしがかかっているからだ!銭もらわねえで、おめえが言う正義のためだけに人を殺してみろ……思い上がっちまうだろ、神様みてぇに!人を次から次へと殺さなきゃならねえ!銭をもらうのは、人間としての最後の歯止めなんだ!」

必殺仕事人Ⅲ第1話中村主水のセリフより

 

 士業になったからえらいわけでもないし、正義というわけでもない。自分の正義を執行するためだけに資格を取ったわけでもない。
 あくまでも自分が生きるただそれだけでいい・・・・
 大層なことを言うたところで何にもならない・・・・
 ただ、市井の人間としてその悩みに寄り添い、それを解決し、そこでの対価を得れればいい・・・・

「いきるな、いきるな。男三十過ぎていい格好しようなんざぁ、落ち目になった証拠よ」

必殺仕置人第1話中村主水のセリフより

 本当に上の言葉が全てです。本当に・・・・
士業だからといい格好する必要はない。ただ、自分のなりわいを地道に育ててゆくしかない。地べたを這いずり回るようなことだってしなくてはいけない。でも、それ以外にあるのでしょうか?
 経営改善には魔法はありません。そんな魔法があれば教えてもらいたいw
いい格好しても仕方ないのです。ただひたすらに自分のできることをやるしかない。
 頑張っていかなな言うてるんですけどね。

 少なくとも自分に向けて書いた意味が大きいけどまぁ今日はこんなところで締めます。
 次回からは少し個別的な制度や法について話してゆきますね。
また次回の記事でお会いしましょう。
 

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