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2023年の受験における要注意事項2

前回紹介をした2023年のUSCPA試験に関する変更点から、現在既に受験開始している方や今年受験開始の方に対するアドバイスです。

AICPAからの説明は現時点ということで確定をしていませんが、仮の決定事項で提案いたします。(2023年は12月15日が最後の受験日の予定。4科目受験可能。12月16日から2024年1月9日はCPA受験不可。)

Case1:2023年に12月15日までに受験をして、4科目を終わらせる。

ここ数年は区切りなくいつでもNTSの発行、受験予約・受験ができるContinuous testingでしたが、本年度7月以降に関しては、発表されていません。
現時点で確定されている試験結果の発表は“6月30日までに受験をした場合、7月11日試験発表”という日程です。最終受験日が12月15日を考えると、タイミングなど検討要です。

Case2:受験を開始しているけれども、2024年に受験する科目がある。

1)2023年内にBECを合格する → 2024のDiscipline科目の受験が不要となる。
<NOTE> 2023年BECのNTS発行最終日は11月15日の予定。万が一のことを考えて、その前までに結果が出て、再受験も対応可能となるように予定を立てると良いでしょう。

2)英語で文章を書くことが苦手なのでBEC受験を避けたい → 他の科目を1科目でも多く合格しておく。(2024年には英文で書くという出題はありません。) また、2023年にREGの合格を考える。受験はしなくてもBECの内容はREG以外のCore3科目+Disciplineの1科目に分散されることから、BECの勉強は役立ちます。

3)難易度を考慮してAUDを終わらせる。
2024年の試験からは、ITの知識がどの科目にも必要となりますが、特に、AUDではそのウエイトが重たいと考えられます。AUDの年内合格をお勧めします。
*ITに強い場合や監査の仕事をされている場合は、2024年のAUDは問題ないでしょう。

Case3:2023年に勉強を開始するも、単位不足や手続きの関係で受験が2024年からとなる

2023年試験として勉強している4科目の内容が一部組み換えや出題に変更があると考えると、現在の勉強の内容の理解を中心に勉強を進め、2024年の試験の問題演習をすることで結果につながります。

<NOTE> 2024年の受験期間が4半期ごととなることから、2023年には学歴審査を終え、2024年Q1受験手続が可能となれば、タイミングよくNTSを受け取れるように準備しましょう。(NTS有効期限の変更はないと思われます。)

現在の1科目毎に勉強・合格後に、次の科目を勉強するという方法でなく、2023年に4科目の重要な知識を身に着けることから始める。(2024年の出題範囲や方法に関してはAICPAがBlueprints発表していることから、不要な単元を把握できます。UWorld Roger CPA Reviewでは必要な対応を都度進めていきます。

CASE4:BECのみ合格できなかった場合 → 3科目のDisciplineから1科目合格が必要です。

<NOTE>2024年のDiscipline3科目のNTS発行は11月22日以降を予定。受験期間は1月10日から2月6日の1か月。結果は3月26日から4月16日で発表予定。

詳細はNASBA/ AICPAが発表しましたら、改めてお知らせします。

参考資料:
2024年受験情報:
現時点での予定です。(ファイナルではありません。)2024/1/10から受験開始を予定。
Quarterの試験実施と1回の成績発表
**Coreの受験期間は約3か月、Disciplineは1か月。

*UWorld Roger CPA Review の資料より

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