見出し画像

伶果と過ごした36週2日と78時間43分(4)

<出産翌日>
怒涛の一日が終わって、倒れるように眠りについたものの、夜中に何度か、心電図のアラームが鳴って、夫はその度に止めていたそうな。
朝6時。助産師さんが採血にくる。左腕は刺されすぎて青くなっている。夫は長女マルを保育園へ連れていくためにいったん帰宅。
私は尿道カテーテルや点滴、心電図モニターが外れて、だいぶ身動きが取れるようになった。ベッドから畳に敷いてある布団へ移動。赤ちゃんのベッドも布団の横につけてくれて、お顔がよく見えるようになった。

ここから先は

4,184字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?