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「お金持ちへの道」〈chapter 9〉Time for Money × Money for Time
Time is Money(時は金なり)と、古来から言われているとおり、タイムマネジメントの重要さは言うまでもありません。
世の中には「時間術」に関する書籍、コンテンツが多数存在しています。目的としては、仕事、生活の中の無駄な部分を取り除き、効率化させ、自分の自由となる時間を作り出すため、が主たるところでありましょう。
問題は自由な時間に何をするのか、人それぞれ人生が違うように価値観も、みな違っています。ハッピーな人生を送るには、自分のやりたいこと、願望が叶う事につきます。
そのためには、多かれ少なかれ資金がいるでしょうし、もちろん生活費も必要です。となると、お金を生み出すための時間が発生するわけです。
ここでは、Time is Money(時は金なり)をさらに分解し、Time for Money(お金のための時間づくり)と Money for Time(時間のためのお金づくり)に掘り下げて解説していきたいと思います。
Time for Money (お金のための時間づくり)
多くの人は、義務教育を経て社会人として就職します。一般的には、これを労働と呼びますね、いわゆる時間を売るっていうヤツです、圧倒的多数の方が何らかの職に就き、時間を売っています。
しかしながら近年、コロナ禍の影響もありますが、働き方の在り方が問われてきています。
残業時間の抑制、終身雇用制度の撤廃、副業の解禁、早期退職者募集、リモートワーク、週休3日制などがよく聞かれるワードになりました。
これらは一見、自由な時間が増える感じではありますが、下手をすると、年収減のリスクをはらむ要素が多分にあります。
たとえ転職に成功したとしても、もはや一つの企業に就職していれば安泰(例外はありますが)という時代ではなくなったのです。
では副業を持つのか?、ここが大きなポイントになります。
例えば、本業の余暇を利用してアルバイトをする、俗にいうダブルワークっていうヤツです。
よくダブルワークは避けたほうが良いと言われたりしますが、私は時と場合によっては、やって良いというか、仕方がないことがあるということです。いわゆる即金がいる場合です。
仮に本業の勤め先が事情で週休3日制になってしまった場合、当然の如く月給もカットになるでしょう。
このままでは赤字、どうしても先立つものがいる場合、金、土、日の 3日休みの内、金、土の2日でしたら、アルバイトなどダブルワークも可能でしょう。
ただ、これが休みなし、睡眠時間を削ってまでのダブルワークなら、身体も続かなくなってしまうので無理がありますし、逆効果となるのでおすすめできません。
例外はあるかも知れませんが、世に言う億万長者たちもスタートは一人の労働者からでした。
Money for Time (時間のためのお金づくり)
最初はどうしても生活のため、自分の時間を売って稼ぐわけですが、月に少なくとも収入の一割は投資のための軍資金として貯めていくことが重要、自由な時間を得るための種銭をつくるわけです。
ちなみに自由人であるという定義はどういうことを指すのか、私なりにタイプ別に挙げてみます。
A . 自分の本当にやりたい事ができて、かつ、それが仕事となっているもの(プライベートとビジネスの隔たりが無い状態)
B . 自らビジネスモデルをつくり、経営者となって従業員に働いてもらう
C . 投資家として、1日に数時間投資に携わるだけ
D . すでに働かなくてもいいほどの財産がある
もし仮にあなたが、Dタイプのような一生生活に困らないくらいのお金があったとしたら、どういう生活を送りたいでしょうか。
大きな家を買いますか?、世界旅行しますか?、車を何台も所有しますか?、各地から高級食材、珍味を取り寄せますか?、高級ブランドの服を大人買いしますか?、それとも今とさほど変わらない生活を続けますか?
人によって価値観は違うし、目指す所も違いますが、自由には なれるということ。これは逆に「何のために生きているのか」を考えることになります。
このあたりのイメージを明確に持てば、未来に一歩近づくことになりますね。
すでにお分かりのように、目的はお金ではなく、いかに自分のやりたいことや、欲しいものを手にいれることができる人生を目指す、お金はそれを実現させるためのツールであり、お金持ちへの道のメインテーマでもあります。
最初は労働者として時間を売り、給料としてもらう一部を投資(貯金)にまわしていく、そこで必要なのがマネーリテラシー(お金に関する知識)、蓄えたお金の運用方法の学習と実践です。
できれば、関連する書籍で学習することが望ましいですね、常に携帯しておいて、通勤中や休憩時、仕事の中での待ち時間などを利用して、たとえ数分でも合間合間に読んで知識を重ねていくことが重要です。
その中でネットビジネスを始めるのか、起業するのか、投資をするのか、商売を始めるのか、フリーランスになるのか、自分の方向性を定めていき、経費のかかる分については、よく吟味した上で慎重に投資していきます。
実践していく中で、上手くいかないものについては見直しを、順調にいっているものにはさらに伸ばしていけるよう、マネーリテラシーの勉強も怠らず続けていく。
このように、Time for Money (お金のための時間づくり)と Money for time (時間のためのお金づくり)の両者は密接につながっており、連動しています。
これらを意識することで、より有意義な時間の使い方にシフト、より効果的なマネタイズの道を歩むことができるのではと考えています。
「少年老いやすく学なりがたし」とはよく言ったものです。
若い時はとかく、まだまだ時間があると余裕でいられるかも知れませんが、年を追うごとに、だんだんと一日が短く感じられるようになってきます。油断していると、何をしていたんだろうと後悔する事になります。少なくとも経済的に将来が不安だという方は、今が大切なのです。
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