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「お金持ちへの道」〈chapter10〉たかがメモ、されどメモ。

みなさんは、メモなるものを どのくらいとっていますでしょうか、職場会議の時、講演会を聞いている時、新しい仕事を覚える時、伝言を聞いた時、料理レシピを教えてもらう時など、それなりにメモをとる場面はあると思います。

このメモをさらに発展させてマネタイズにつなげることができれば、どれほど頼もしいことでしょう。

えてしてメモの積み重ねをもとに事業をおこし、成功した人は実際にいるわけですから、あなどる事なかれメモ ということです。

普通は人が話す内容をそのまま書きとったり、板書された文面を書き写したりしますが、そこに自分なりの意見、感想、疑問を付け加えることにより、メモがワンランク昇華します。

人から聞いて感銘を受けたもの、本を読んで気づいたこと、作業中にひらめいたもの、歩いていて思いついたことなど、これを書き留める、これ大事です。

そんなに大事なことだったら覚えているだろう、というのはナンセンスというか、もったいない。その時はどれだけくだらない思いつきも、時として素晴らしい発明に大化けすることもあるのだから、メモすれば途中で忘れてしまっても残りますし、つぎのアイデアに集中することだって可能です。

世に言うお金持ちの方々もメモの大切さを説かれています、読書などのインプットも大切ですが、同様に自分なりの方向性をしめすアウトプットも大事です。

夢や願望、目標も漠然と思っているよりも、紙に書き出すことでより明確に、より論理的に、より具体的に発展させることができます。また、この書く作業が脳に刺激を与えてくれ、新たなイメージやアイデア、ひらめきを誘導させると言われています。

そのために書くもの(ペン)書けるもの(ノート)を常に携帯すべきです。

別にコピー用紙や紙の切れはしに書いてもいいじゃないか、何だったらスマホのヴォイスレコーダーもあるし、という方もいるかも知れません 。まあ、それでも良いですけど、私としてはペンとノートをお勧めします。

私の場合、ボールペンをいつも胸ポケットにさしていて、いつでも取り出せるようにしています。(となると必然的に胸ポケットのある衣服を着ることになりますが)ボールペンにもこだわりを持っていまして、色は、太さは0.5ミリ、ストレスなくスラスラ書けるもの、そしてインクがきれいに定着するものですが、私がこれまでいろいろ試してみて現在、自分がベストだと愛用しているのは、UNI製の「JETSTREAM」です。インクのクォリティーが高いので、すでに愛用されている方も多いのではないでしょうか。

3色ペンなど使う人もいるのですが、私は単色黒のものを使います。書くことに集中するため、より機能的に、より軽量にしたいためです。

そしてA4判のノート、100均のお店でよくあるヤツです。装飾が過度にならない、ベーシックなものを選びます。 

マイバッグの中に最低1冊は入れておくようにし、通勤中、仕事中、プライべート、それこそ24時間手元に置き、すきま時間を利用して思いついたことを書き留めるようにします。いつ書いたかわかるように年月日を最初に入れ、今述べているような文章関連は、普通に開いたページから書いていきますが、単発的なアイデア、デザイン、体系図、単語などは、同じノートを上下ひっくり返して、裏面からページを開いて書き込んでいく、いわゆる表裏両方から使用するのが私のスタイルです。

みなさんも、まだでしたら、できればマネタイズ用のノート1冊を用意されたしです、とりあえず書いてみることですね。手っ取り早いのは、自分がこうなりたいという願望、手に入れたいもの、やりたいこと、を箇条書きにしてみること。書いたものを視覚で認識することで、目的意識が生まれ、具体的に行動しやすくなります。

インプットとしてのメモ

まず、なりたい自分、やりたいこと、欲しいもの、年収額などをメモしたら、今度は各項目ごとにそれを実現させるための方法を本やネットで調べます。大事だと思えるものをメモ、関連しているもの同士を線でつなげます。また特に重要と思われる箇所にはマーカーや赤線を引きます。もちろん、忘れることもありますが、書くことによって少なくとも知識は蓄えられます。

アウトプットとしてのメモ

先ほどの夢や願望を目標として書くのも、どちらか言えばアウトプットではありますが今度は、それを実現するための勉強をして計画を練るわけです。

今しなければならない事、用意すべきもの、スケジュールの作成など、最初は箇条書きでもかまわないので書き出していき、それを見直して書き加えたり、修正したり、マーカーを塗ったり、つなげたりして指針を構成していきます、そのうちにアイデアがひらめくかも知れません、どんどん書き加えていきます。

マネタイズに関する案件でも、例えば現在している仕事の効率化、生産性を高めるため、どの作業のどの部分をどう変えていくべきかや、新製品に関する他にはない機能を開発するためのアイデアなどにも生かせましょう。

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今やネット普及のおかげで何でも調べれば、記事やコンテンツで答えが出てくる便利な世の中になっていますよね、今後も様々な情報が発信、蓄積されていくことでしょう。

スマホを開いてみても、あらゆるプラットフォームを通して広告やおすすめ記事、画像が飛び込んできます、その上、AIコンピューターの力を借りて自分の趣味や嗜好性にマッチした分野のコマーシャルが送り込まれるシステムとなっていて、思わず覗いてしまったという経験もあるのではないでしょうか。まさに情報が洪水のようにあふれ出す仕組みになっています。

ともすれば、知らず知らずのうちに我々はPCやスマホに釘付けになってしまい、気づけばあっという間に時間が経過していたということになりがち、情報を選ぶつもりが選ばされてしまっている危険性も大いにありうるわけです。

ついつい便利なので検索してしまう、、反面、時には自分で考えてみる、仮説を立ててみるというのもビジネスにおいては非常に大事な要件ではないでしょうか、その手助けとなるのがメモであり、ペンノートであります。

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