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最高の複業体験を提供するために工夫しているオンボーディングプロセス

こんにちは、プロダクト開発人材と企業を「つなぐ」マッチングプラットフォームOffersでプロダクトマネジャーを担当している矢野です。今回は最高の複業体験を提供するために工夫しているオンボーディングプロセスについてoverflowでオンボーディングを受けた実体験と、オンボーディングする側になった現在工夫していること、両方の視点で記事を書いてみました。

複業経由の入社が80%!overflowのオンボーディングとは?

私は1年前、複数の会社でフリーランスプロダクトマネジャーとして活動していました。複数の会社でオンボーディングを経験した結果、overflowのオンボーディングはとても印象良く、立ち上げが早かったという実体験があり、他社と比較してどのような違いがあるのか?興味を持ちました。
また、オンボーディング体験が良かった上に、overflowでは入社経路の約80%が複業転職経由という圧倒的に成果をだしている採用プロセスになっています。

このようにオンボーディングの体験がよく圧倒的成果がでている採用プロセスはどのように運営されているのか?
今回は私がオンボーディングされる側だったときの実体験と、現在オンボーディングを担当する側で気をつけている点についてまとめました。

オンボーディング時に感じたこと

まずはoverflowでオンボーディングを受ける側だった頃の実体験からお話します。

😉良かったこと

  • 歓迎されている感じがした

  • 契約手続きが早くスムーズに完了した

  • 業務に必要なSlackチャネルに自動ジョインされた

  • ボードメンバー自らoverflowの歴史・将来を語ってくれた

  • ドキュメントがたくさんあり、複業メンバーでもアクセスできる情報が多い


😓 困ったこと

  • 情報が多いが整理されていない

  • どれが正しい情報?というのがわからない

一般的に業務委託で参加する場合、手厚く歓迎される体験をしたことがなかったのと、ボードメンバーから直接事業について話を聞く機会は経験したことがなかったので、この体験を通してoverflowへのコミットメントが自然と高まりました。

ウェルカムの事例:皆さんいっぱいスタンプ押してくれます\(^o^)/

入社紹介のSlackの例。スタンプがたくさんつくのでチームに入った感が醸成されて、頑張ろうと素直に思いました。

また、入社プロセス(業務委託契約、ツールのアカウント発行、Slackチャネル招待)がとてもスムーズに感じました。特に業務に必要なSlackチャネルに自動で招待されるのって大事だなと思います。オンボーディング時にかならず、業務に必要なチャネルを招待していきますが、チャネル数が多くなると結構な手間に。。
業務委託契約の締結から、必要なツールのアカウント発行、オンボーディングのプロセスはHROpsのチームが主体的に進めてくれていて、全くストレスを感じないプロセスになっているのが本当にすごいです。

追記 20220727
偶然にもEXチームがオンボーディングに関するnoteをほぼ同じタイミングで公開していましたので合わせてご紹介させていただきます。(僕がオンボーディング受けたときよりもだいぶ進化してます👆


一方もう一つは情報は多いけど、どの情報が正しいの?どこに情報があるのが少し分かりづらかった点です。ドキュメント管理はNotionを利用していますが、検索機能が使いやすいというわけではないので、情報の整理や探しやすさを高めることが課題だなと思いました。


オンボーディング担当として工夫している点

overflowでオンボーディングを受けた経験から、より良い複業体験を提供できるよう自分なりに工夫している点についてお話します。
まず弊社のチーム状況を説明すると、複業で新規参加していただくメンバーは毎月数名いる状態です。そのため、早くoverflowに馴染んでもらうためオンボーディングは丁寧に行っています。特にQuick Winを体験してもらう、情報の流通効率を上げるを重視しています。

🎊 Quick Winを体験してもらう

私がオンボーディング時に大事にしているのは、新メンバーにQuick Win(=成功体験)を経験してもらうことです。これはCPO田中の行動を観察していてとても良い振る舞いだなと学んだことがきっかけになっています。田中はtimesやアウトプットにコメントくれることが多く、良い成果については社内共有して全員にその人の成果をシェアするアクションを取っていました。
まさに成功体験を流通させるハブとなっています。
私もその振る舞いを真似て、オンボーディングを担当するメンバーのいち早い成果を社内流通させるよう意識するようになりました。
Quick Winについて明確な定義はありませんが、例えば自主的に進めてくれたことがチームにとってポジティブであれば何でも良いと考えてます。入社して早々貢献できたという体験は、とても大きな喜びで、新しいメンバーがコミットメントを高めるきっかけになっていると思います

💸 情報の流通効率を上げる

実体験で感じた課題の一つである、「どこに何の情報があるかわからない」ついては私が自主的にカイゼンに取り組んでいます。
具体的にはオンボーディングを担当したメンバーから上がった質問を手がかりに足りてない情報を整備しています。

オンボーディング時に質問されたことをコツコツ貯めていってます!

作成したドキュメントはこのように一箇所まとめ探索コストがあがらないよう工夫しています。

プロダクトは常にアップデートされていきますが、我々の組織運営の特性上、新しいメンバーが次々と入ってくる点を考慮すると、ドキュメントが常に最新の状態になっていることがとても大事だと考えています。なぜなら、正確で質の高い情報を得ることでPMは良いプランニングができるからです。先に説明したQuick Winにも繋がるため、時間を見つけてドキュメントのアップデートは率先して行っています。

最高の複業体験に必要なこと

オンボーディングを受ける、担当する双方を経験して、最高の複業体験に必要な要素はなにか?特に重要だなと思った点は以下です。

  • ウェルカムな雰囲気の醸成

  • 迅速な契約フロー、ツールのセットアッププロセス

  • Quick Win

  • 情報へのアクセスのしやすさ

このような工夫を通して、複業で参加する方にQuick Winを体験してもらい、overflowへのエンゲージメントを高めてもらう。そして相互理解がさらに進むことが、私の考える最高の複業体験です。

最後に

今回はoverflowの最高の複業体験を提供するためのオンボーディングというテーマでお話しましたが、いかがでしたでしょうか?
我々は人材循環型社会の実装を目指していますが、人材の循環を活性化させるめにはオンボーディング体験の向上が不可欠だと考えています。

まだまだ試行錯誤の連続ですが、いろんな実験を通して最高のオンボーディング体験の再現性を高めていきたいと思います。

overflowでは毎月多くの方にジョインいただいておりますが、まだまだ全方位で採用強化中です!複業からのジョインも大歓迎ですので、まずはお気軽にご連絡ください👍

入社エントリーも書きましたので、良かったら見てください。

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