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站桩功の目的は・・・

まず站桩をする。目的は体の協調一致だ。その後に勁のことを考えるとうまくいく。このことがわかると套路もどのようにやるかわかってくる。さもなければ套路もこの〃核心〃を探し当てられず役立たずのものになる。無極粧はとにかく気持ちが良いように立つことだ。まず気持ちが良いこと、次に体の気が調節されて順にならねばならない。呼吸のことは考えなくても良い。体が調節されて気持ち良くなり、全身が協調一致すればそれで良い。ゆっくり放鬆していくと「脚底下」に何かあるようになる。それからそれが″接触点〃と合う。推手というのはこういうものだ。立ち続けていると、体中の勁が皆「鬆」して「脚」へと行く。体は立つほどに「空」になっていき、軽くなっていく。「鬆」し続けて「両脚掌」がここに在るだけになる。これがあなたが獲得したものだ。しかしこの「脚底下」のものは手に上がってこなければならない。あなたが誰かに触れると、あなたの「脚掌」にあるこの何かは、電気が通じるが如く上がってくる。これはすべて「脚底下」のものだ。部分をあてずっぽうに動かしているわけではない。

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