見出し画像

【BTC vol.1】NIKE (クリエイティブ制作後記)

0.はじめに

はじめまして。OFBYFOR TOKYO プロデューサーの河口です。ファッション業界を中心に、映像を主体としたクリエイティブの企画・制作を行うチームで、日々活動をしています。

Instagramストーリーズで4月から始めていた、制作現場の裏側を書き綴る企画【BEHIND THE CREATION】(略してBTC)。チームとして携わらせて頂いた様々な案件を、制作進行としてフロントに立たせて貰っている自分なりの目線で(もちろん書ける範囲で、ですが)紹介してきました。

元々は、多くの事が制約されてしまった自粛期間の中、これまでの事を振り返る事で未来に対するエネルギーを充電しながら、ポジティブな発信が出来ればと考えてスタートしたこの企画。

有難い事に沢山の方に見て頂き、「PCで見たい」「Instagram以外の場所での展開はしないんですか?」と、様々なご意見も頂いたので、こちらのnoteでも同時に公開をしていこうという運びとなりました。

Instagramとはまた違ったこちらのフォーマットでも、内容はほぼ同一ですが「見せ方」という意味で少し工夫をしていながら、見て頂いている方々それぞれにとって最適な形となるよう続けていけたらと思います。

noteでの投稿1回目は、以下のプロジェクトからスタートです。

【BEHIND THE CREATION】NIKE

画像1

1.プロジェクトの概要(どんな制作だったか)

忘れもしない、2020年1発目の撮影がこのプロジェクトでした。たった3ヶ月前なのにもはやちょっと懐かしいくらい。投稿一回目という事で、僕が普段携わらせて貰っている「制作進行」というものが、一体どんな流れで進んでいくか、をざっくり書いておくと
ヒアリング・打ち合わせ→リサーチ・プランニング・提案→撮影→制作→納品
大体こんな流れで基本的には進んでいきます。

このフローが、短納期のものだと提案から納品まで1ヶ月以内、逆に長いプロジェクトだと半年以上に及ぶものもあり。このNIKEさんとの制作では「トラックパンツ」がテーマとなり、ストリートシーンのモデルの方4名を起用して、制作スタッフ、モデルキャスティング含めて、ワンストップでOBFが担当させて頂きました。(関係各所のみな様、本当にありがとうございました)

フォトグラファーの方は僕が前々からずっっと一緒に制作したかったKenta Karima氏に念願叶ってオファーが実現。スタイリストは僕らにとってはもうお馴染み、頼りになりまくるTakafumi Yao 。キャスティングは公私ともに近い距離のKousuke Kuroyanagi 。そして、全体のクリエイティブディレクションは我々OBFのクリエイティブディレクターであるJumpei Moriが担当しました。そしてそして、肝心要のモデルを務めてくれたのはKeiju Furuya長澤メイ後藤早貴カレンの4名。

このプロジェクトで我々が制作する事になったクリエイティブは
①スチール
②ムービー
③↑2つを全部混ぜ合わせたコラージュアニメーション
と幅広く3パターン。この3パターンをモデルさん4人分制作する形だったので、ざっと10〜15クリエティブ強?の制作数でした。

2.提案後〜撮影当日までのフロー

ではでは、この制作数で実際のところがどれくらいの期間で行われたのか、と言うと。ご提案から公開までが、およそ「1ヶ月半」という、正直、かなりタイトな感じではありました。笑

そんな中で、今回のクリエイティブの大前提として、それぞれ別の4スタイルをテーマ毎に分けて設定したので(Mode・Street・Pop・Cityの4テーマ)
・スタイリストの方とはモデル別のスタイリング決めを
・フォトグラファーの方とはテーマ別のロケーションを
・キャスティング担当とはモデルさんの選定を
といったことを、クリエイティブディレクターの森と相談しつつ、各担当者の方々に相談しまくりながら、一緒に決めていきました。

そして、晴れて制作内容が決まったら「はい!撮影いきましょー!!」という事になるかと言えば、当然なりません。それをクライアント様へご提案して、OKを頂戴してからやっとGOが出来るわけです。当たり前ですね。

なので、このプロジェクトのために去年の年末は一生懸命資料を更新していたような覚えがあります。( いや、必死に更新していました笑)

画像2

3.撮影当日〜納品完了までのフロー

以上の過程を経て、いよいよ撮影当日となったのが2020年1月9日。年明け早々。集合時間は早朝。だからめっちゃ寒い。風強いヤバい。そんな撮影現場において基本的に僕は「タイムキーパー」が役割。ひたすらに時計と香盤(撮影当日のタイムスケジュールのことです)とを睨めっこするのが仕事です。

そして遂に撮影完了!お疲れ様でしたー!お仕事終了ー!!となる訳でも、当然なく。今度は公開に向けての納品完了を目指します。

ここでの主役も当然ながらクリエイターの皆さん。
Karimaくんにはフィルムの現像・レタッチ(加工修正)を、チームメンバーのYUKARI にはムービー編集を、同じくメンバーのmidoriには完成したスチールのムービーの合体を、それぞれお願いをしつつ、上がってきたそれらのデータをクライアントさんとやり取りして最終納品データを仕上げるまで進行していきます。

そうして晴れてクライアント様の最終OKが出て、予定通りの公開日に制作したクリエイティブが公開され、関係各所に「公開されたよー!」と連絡してやっと晴れて、1つのプロジェクトが一旦終了、となります。

余談ですが、全ての工程の中で、僕はこの「公開された瞬間」というのが一番テンションが上がります。公開された物を見ては閉じて、また見て、の繰り返し。多分その時の自分は普通にキモい顔と挙動なんだと思います。

でもいい。キモくてもいい。一番嬉しい瞬間だから。

以下が、本プロジェクトで制作したクリエイティブ達です。4スタイルそれぞれの違いをしっかり分けつつ、「OFBYFOR TOKYOらしさ」を存分に発揮した作品になりました。是非、ご覧ください。


4.おわりに

以上、第一回目のnoteでの投稿でした。第一回目という事で、撮影現場の裏側を事細かく書いていくというよりかは、僕自身の普段の仕事の流れをメインに書いてみました。どうでしたでしょうか。

大体こんな流れで1つのプロジェクトが進み、普段はこれが複数個、同時進行で進んでいっている感じです。自分はとにかく「裏方of裏方」のポジションなので、派手で面白いエピソードがあるという訳ではないんですが、世間一般的に「なにしているのか分からない」と言われがちな「プロデューサー」という仕事(だと僕自身は思っているんですが、そうですよね?笑)の一端を、少しでも面白可笑しくご紹介出来ていたら幸いです。

とにかく、こうやって振り返ってみると、やっぱりめちゃくちゃ楽しい仕事だな、とつくづく思いますし、やっぱりエネルギーが湧きます。なので、自分が続けられる限り、プロジェクトがあり続ける限り、続けてみようと思っています。

vol.2以降も、どうぞよろしくお願い致します。

5.OFBYFOR TOKYOについて

僕がプロデューサーとして所属しているクリエイティブチーム“OFBYFOR TOKYO”では、今回ご紹介したプロジェクト以外にも、数多くのクリエイティブ制作実績があります。もし良ければ、こちらも是非一度ご覧ください。


なお、「あの人から見える景色を映し出す」をコンセプトにした
インタビューメディアも新しく始まるので、こちらも是非どうぞ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?